こんいちは
Guuです

この記事は12/5の朝飯後の作業内容です。
朝飯前のウォーミングアップは第二農園でしたが、朝飯後は第三農園へお出かけです。
猫車にオガクズを充填した土嚢袋を2つ乗せて長男と二人で行きました。
いつもあまり役に立たない長女は、留守番で次女と鶏の面倒をみるそうです。


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こちらはニンニクでエリアです。
スーパーで買った安ニンニク(たぶん上海早生)を植えています。
畝と平行に線が見えるのは、釣り糸です。
定植直後にカラスに襲われるので、張っておきました。
もうたぶん要らないのですが、あっても困らないのでそのままです。

今回は、この畝間にオガクズを撒きます。

実は、友達にリフォーム屋さんが居るのですが、製材工程でオガクズが結構出るらしく、欲しいならあげるよと言われ、第三農園を開拓中で、大量の有機物を必要としていたため二つ返事でもらうことになりました。

その後、調べると堆肥の材料にはなるもののC/N比が高いため、堆肥化するまでおよそ2年ぐらいかかるとのこと。

じゃあ、そのまま鋤きこめばいいや。と思ったのですが、これまたC/N比が高いと分解にN、つまり窒素を大量に必要とするため、窒素飢餓をおこすとマイナス情報を目にしました。


土嚢袋で20袋ぐらいあり、やっぱり要らないというのはカッコ悪いので、夏に大豆や黒豆、サツマイモ、トマトの畝間、つまり畔に大量に撒いておきました。
狙いは、保湿と雑草押さえだったのですが、なぜ上記の作物をピックアップしたかと言うと、大豆類は根粒菌で窒素を自前で作ることができます。
サツマイモも、自らの体内で窒素の大部分を作ることができます。
なので、窒素飢餓の影響は微小と考えました。
トマトは、そもそもあんまり窒素があるとロクな事が無いので、窒素飢餓ぐらいで丁度良いんじゃん?ってな感じです。

保湿と雑草抑制が狙いだったのですが、思わぬ効果として防虫・防菌、日光の反射、地温の急激な変化の防止などにも寄与したのではないかと思われます。

毎年、大豆類は大量のコガネムシ&カメムシに悩まされますが、今年はかなり軽減されました。
食酢を撒いたり、補殺も並行して行っていたので、オガクズだけの効果ではありませんが、例年と違いはオガクズなので、その効果は断言はできないにしても家庭菜園家としては期待しても良いのではないでしょうか。

また針葉樹にはフィトンチッドがあり、細菌を殺す効果があるそうです。
前作のニンニクと玉ねぎは最終的にはうまくいったものの、多雨のため赤さび病などの土壌菌との闘いでした。
これも有る程度抑制できるのでは?と考えています。

畝に直接鋤きこむのはリスクが高いが、畝間なら歩く時に土を踏み固めないで済むし、跳ね返りも抑えられるし、時間がたてば分解され肥料となっていくので有用活用ができるのではないか?と考えました。

実際に炭素循環農法というのも有るらしいです(詳しくは知りません)

と、能書きが長くなりましたが、こんな感じでやっちゃいました。

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白い道が出現しました。
あはははは。
回収も面倒だし、もう何があって知らん。

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1っ箇所だけテスト的にやればいいのに、性格なのだろうか、「良いかも」と思うと全部やってしまう

あーーーーあ

ニンニク収穫できるかなぁ。
やってから心配になるタイプです。
失敗からしか学べません。効率の悪い男です。


と言うことで、あとで近所の神社にお参りにいくことにします。



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先日の記事で、玉ねぎ苗の欠損は無いと報じましたが、ウソでした。
良く見たら2か所欠損してました。

予備の苗を植えておきましたが、ショックのため写真を忘れました(ショックの部分が嘘です)


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この日の第三農園遠征の最大の目的は、この黒豆を回収することです。
写真は判りづらいですが、黒豆の株です。

根から抜くと土の処理が面倒なので、地際で切って猫車に集めたところ、とても載る量では無かったです。
軽トラが欲しいです。

仕方が無いので、オガクズを持ってきた土嚢袋に入れて親子二人でテコテコ家路につきます。

と、ここまでが昼飯までです。


午後は家の前で蕎麦の風選をしました。


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風選後の蕎麦の実です。

途中経過の写真がありません。

いずれ今までのを再構成して、というかあっちこっちの工程の写真を集めてキチンと蕎麦の収穫処理の仕方をまとめたいと思いますが、今回はテクストだけで・・。。

1.刈った蕎麦を乾す。
1~2週間ほど雨に当てないううに干します。

2.ビニールシートの上でカラカラになった蕎麦の補を叩く。
上からもビニールシートをかけて踏みつけたりしてもOKです。
蕎麦は脱粒しやしので衝撃さえ与えれば簡単に落ちます。

3.目の大きい篩をかける(このやった作業はこれ以降)
蕎麦の実が通過する目の篩で、大きめのゴミを除去します。

4.1回目の風選をする。
扇風機を風量を「強」にして、下のバケツめがけて蕎麦の実を落とす。その時、風を通過するようにする。
軽いゴミは飛んでいく。

5.目の小さいふりをかける
蕎麦の実が残るような目で篩を掛けます。
砂埃や、小石を除去します。
(石抜きの肯定です)

6.2回目の風選をする。

7.目に見えるゴミを除去。

9.精米機にかける
いわゆる「みがき」の肯定です。
ガクなどが物理的衝撃で引きはがされ、細かな異物も遠心力で除去されます。

10.水洗い
Guuオリジナルの肯定です。
一般的には行われていないようです。
なので無くても良いきもしますが、たぶん業者の機械では無用というだけだと思います。
この水洗いは蕎麦の仕上がりに影響するため、上記素人工程では強く推奨します。
お米の水とぎのように水に入れて、汚れをとります。
特に倒伏があった場合、水が土色に濁りますので、汚れなくなるまで何度も洗います。

11.乾燥
水洗い後、速やかに天日乾燥します。給水して発芽モードにならないようにしなければなりません。
なので、水洗い工程は天気の良いに日行う必要があります。
ござを引いてその上に蕎麦がなるべく重ならないように配置します。
表面が乾いたら時々かき混ぜて全体が乾くようにします。
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12.保存
有る程度乾いたら、玉ねぎ袋などに1回分づつ入れて保管します。
含水率を下げるため、場合によっては、このまま雨の当らない風通しの良いところで追加乾燥をします。


蕎麦に限ったことではありませんが、この風選、水選、水洗、ふるいは、穀物の純度をあげて行くので、達成感と言うか気持ちいいです。

次回やる時は、きちんと各工程と、結果の写真をとっておくことにします。

それと各工程の具体的ややり方は、かなり我流があり、またまだ洗練されていません。次はこうしてみようというアイディアは尽きてませんので、しばらくはやるたびに進化すると思われます。







 

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