昨日は仕事帰りにちこっとウナギ釣りをしてきました

汽水というかほぼ海水なのですが、今年はかなりハゼが沸いていてミミズでは釣りになりません

早々にハゼを釣り、それをエサにしてまず1本

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鉛筆サイズです。

これは食えません

そんな時、酒の匂いをプンプンさせたオッサンがきました(俺もオッサンだけど・・・・)

「釣れてる?」

「いえ、ハゼばかりです」

ウナギ釣り師は、ウナギが釣れる場所のことは内緒にしたいもの。

うまくごまかしたいです。

クーラーの蓋が開いているので、気づかれないように閉めておきます

「ハゼかぁ。まだ小さいでしょ?」

「ええ。まだまだですね」

内心では早く帰ってくれと祈ってます

「どれ?見せてみ」とクーラーの蓋に手をかけます。

「いや!!全部逃がしているから中は空です!!」

「逃がしているのか?もったいない」

「ええ、仕事帰りに遊びでやっているもので」

「俺は海苔漁師をしていたんだけど、海に出るときはここから出て行ったんだ。ここに良いボラが沢山いて、みんなギャングで釣っていたよ」

ギャングとは、ルアーフックのデカくしたような錨型の釣針です。昔はこれでボラをひっかけて釣る方法が結構メジャーだったのだけど、現在は禁止です(うろ覚え)

そんな昔話をしていると、横で鈴がなっている。

明らかにウナギの魚信。

まずいな・・・・

早く帰らないかな・・・・

魚信に気づかないふりをする

でも、ガンガンなり始める

ダメだ。もう待てない!

合わせると、ゴンと乗った感触。

「お!!なんだなんだ!!」

とオッサンが興奮気味にのぞき込む

「エイかな??」

と、とぼけてみる

水面から魚体が上がる

「おや!ウナギだ!珍しい」
と、さらにとぼける

「へぇ~~!!ウナギを釣ったのなんて初めて見た。こんなところに居るんだねぇ~~」

元漁師だけに興味深々だ。

話をそらさなきゃ

「ウナギって言っても小さいなぁ、こんな物食べられないから捨てようかなぁ」と興味のないふりをする。

サイズは50センチを切るぐらい。

「もったいないよ!!このぐらいが一番旨いんだよ」

ははは。実は俺、この世界では少し有名人。

一時期は年間2000本のウナギを釣っていた。

その俺が思うに、こんな小さいウナギは旨くない。ってか食べるのが面倒だ

なんてことは言えないので、「へぇ~そうなんですか。じゃあ持って帰ろうかな」と言って手際よくクーラーに入れる
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やばっ、ちょっと慣れている感があったかな??

でもオッサンは酔っているので問題ないだろ。

餌を付け直して再投入したいのだけど、餌のハゼはクーラーの中。

クーラーにはオッサンの知らないもう1本が入っている。

見られたら、ウナギ専門だというのがバレてしまう。

なので、ハゼ餌はあきらめて、ミミズで。

「ずいぶん大きなミミズを付けるんだな?」

やば!!

「え~と。セイゴはでかいミミズが好きだから!!」

オッサンはウナギ釣りのスタンダード餌はどでかいドバミミズということは知っているのだろうか?

早く帰ってくれ。と内心で連呼しながらもオッサンの話に頷いている。

それから10分ぐらい話しただろうか。

ようやくオッサンが帰ってくれた。

と、その時またもや魚信。

60センチ弱のまぁまぁウナギ。

とりあえず今日のノルマは達成。

スペアの釣針を持ってきなかったので終了。

およそ1時間半のトータル釣果はウナギ3本とハゼ20匹ぐらい。
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 まだまだ最盛期には及ばない。もう少しリハビリが必要そうです

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