日曜日の話です

この日は「おおれ切り」と言って、消防団の活動がありました。

「おおれ切り」の「おおれ」は本来どのような字を書くか不明ですが、内容としては梅雨を超えて伸びた草木で消防車が通らなくならないように、村の中を見回り邪魔な枝木を伐採する仕事です。

事前に自治会から、回覧板でおおれ切りの日にちが告知され、伸びた生垣など勝手に切られたくないものは、自分で切っておかなければなりません。

もし消防団に邪魔と判断されれば勝手に切られても文句は言えない超村的な掟の行事です(^^

もっともそれを期待しているお年寄りは多いです(><

例年は涼しい時間から始めるのですが、今年は8時半集合。

平日と同じタイムスケジュールで動けそうなので、早朝は久々の第四農園へ。


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前日の第三農園と引けをとらないほどの草の海。

この中にはスイカとイチジク苗が植わっています。

このままじゃイチジクに日が入らず枯れてしまうので、まずはイチジクを探し出し、周りの草をむしります。


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完全に埋没していて踏むとこだった。

40種近くのイチジクがありますが、全て救出。

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草をむしり進めていくとスイカも出てきました。
黒スイカのタヒチです。



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去年植えて、成長が間に合わず冬枯れして根元からやりなおしになっている苗がいくつかあります。また冬まである程度の太さに成長していないと幹そのものに損傷を受けるので、できるだけ太らせておく必要があります。

しばらくここに来るたびに施肥をすることにします。
この日は、もらい物の16:16:16の超高度化成を入れておきました
ドーピングです(^^;;



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蓬莱市の秋果ができています。
共演植えたばかりですが、初収穫できるでしょうか。


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こっちはピンボケですが、この春に植えたブラックイスキアです。
さすがに植えた当年は無理だと思いますが、期待しちゃいますね(^^


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とりあえず完ぺきではないですが、初めの写真と比べて色々見えるようになったと思います(^^;;

早朝といえども暑いです

帰りにキャベツをとるために第二農園へ寄っていきます。


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あっと言う間に第二段のトウモロコシが、収穫間近になっています。

トウモロコシは高温時は成長が早く2か月程度で食べごろになります

でもすべてが草の中・・・・・

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空豆跡に空豆が・・・・この暑い中育つのかな?


で、朝飯食っておおれ切れに出動!

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軽トラ三台に分乗して、全防火水槽の貯水量をチェックしながら、枝落としをしていきます。
場合によっては、チェーンソーも持ち出して切ります。

因みにモデルは友達先輩です。
数年前に俺が消防団に入れました(^^;;

消防団と言えば、良くない評判を聞くこともあるし、先日のうどん屋に消防車で立ち寄ったのを目撃した市民がガーガー文句を言ったということが話題になっていました。

一方で、今回の北九州での大雨災害に最後まで避難誘導をして亡くなられた方もいます。


俺たちも人間なので、間違ったことや良くない行動を起こすこともあるかもしれませんが、それは消防団以外の人と全く変わりません。

むしろ消防団でいることでその責務を果たそうと命がけになることも多いです。

金貰っているんだろ?!と言う人も居ます(実際、隣の町の消防団員が交通誘導中にそうやじられました)

消防団の出動手当はオーナーである市によって違いますが3000円前後ぐらいです。
別に年額報酬として4万弱です

訓練などで月に平均2回ぐらいは集まり、年に何度かは夜の巡回に出ます。
災害が起これば、暑かろうが寒かろうが出動し、一回出動すると帰ってくるのは朝になることもあります。
時給換算すると確実に最低時給を下回りますが、これを金目当てと思えるならどうぞ代わりにやってくださいと言いたくなります。

入団の経緯は皆まちまちですが、少なくとも団員でいる間は、全国の消防団は正義感からその責務をまっとうしようとしていると思います。

九州で消防団の仲間が亡くなった。
俺と同じぐらいの年齢です。
子供もいるだろうに・・・
胸が痛いです

犠牲の消防団員、最後まで避難呼びかけ 九州豪雨


山本岳人さん、心よりお悔やみもうしあげます










1時ごろようやく予定していた作業が終わり、いったん解散して近くのシャワーを浴びたのち近くのラーメン屋に就業して昼飯を共でに食べます

この時のお金は消防団でまとめて支払うのですが、実はウチの舞台では、先に書いた年額報酬をすべて徴収してそれを活動費に充てています。

消防団のある地域では、協力金などを収めているところもあるかと思いますが、俺のところに限っては、一般が2000円。
団員である俺が40000円弱収めていることになります。

知ると、え?ことも多いですよね。

俺も入ってみて判ったことが沢山あります

それまで知らないまま、あーだこーだ偉そうに必要、不必要を言っていた自分が恥ずかしいです



さて、暑い中の作業でみんな日焼けで真っ赤な顔になり、それをビールで赤く塗り直している状態ですが、おれは作業があるので一足先に帰宅。

ソバの磨き作業をします。

多くの穀物は、栽培自体は簡単です

むしろ簡単でなければその役割を果たせません

大量に安定的に収穫できなければ、栽培されることもないからです。

一方、キュウリやトマトのような野菜と違って、収穫してからが仕事の始まりと言っても良いぐらいに多くの選別工程を得て口に入るものになります。

畑は外です。

降雨もあれば、風で土誇りも舞い上がります。
大気中の微塵もあれば、それが雨で収穫物の隙間にも入り込みます。
蓬莱昆虫の糞もあれば、植物体の可食部でないものも混じります。

なので選別を繰り返し純度をあげていくことが穀物栽培の最後の仕上げとなります。

90%成功していても最後の仕上げが出来ていないとその価値は90%ではなくて10%とか0とかの評価にもつながります

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これは昨日唐箕にかけた玄蕎麦です。
玄蕎麦とは外側の殻が着いたソバの実をさします。
糠のついた玄米とかと同じです。

米には玄米に皮が被っている籾が存在しますが、蕎麦には玄蕎麦より外側の皮が無くこの状態が一番外側になります。

よく見てもらうと判ると思いますが、表面は植物なので細かい繊維溝があり、ガクも着いたままです。
ガクと実の間には目視は難しいですがカビも着きます

また、ソバの実は外側は3枚のプレートが合わさってできていますが、この接合部分には深い溝があります。
玄蕎麦の外皮を取ったものを丸ぬきとか抜き実といいますが、この接合部の溝が深いため簡単にここから割ることができます。

皺や溝はその性質上埃を引き寄せて吸着します。

これをキレイにする作業を「磨き」といいます。

玄蕎麦同士の擦り合わせることで磨きをかけるのです。
表面の凹凸や花柄が摩擦により削り粉となって落ちます。
事実上の一皮むいたようになります

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今回使う機械はコレ。
循環式精米機です。
通常15キロ程度で回しますが、旨く工夫をすると8キロ程度でも動かせます。
これは本来は米を精米する機会なのですが、仕組みが米と米をこすり合わせて表面を磨いて糠をおとすという仕組みなので、そのままソバの磨きとしても使えます。

小型の家庭用精米機でもうまく簡潔運転をすればガクの部分は落とせますが、表面の汚れを落とすのは難しいです。(やり過ぎると割れていくので)

もっとも安価な方法は玉ねぎ袋に入れて、揉みこみます。
そうすると中で玄蕎麦同士が擦れあって磨かれます。

手間のかかる作業ですが、経験的に一番良い品質で仕上がると思います。

とりあえず2回に分けて磨きをかけます

言葉で説明は面倒なので動画でそうぞ



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白い粒は割れたものです。

収穫後が天候不順で殻が柔らかくなって上に、磨きの工程で少し圧力をあげ過ぎました(^^;;
見た目は悪いですが、長期保存することも無いので、特に問題にしません

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もう少し磨いても良いような気がしますが、もう日が暮れそうなのでこのぐらいで勘弁してあげます。


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磨き前に比べて、ガクなどがなくなり表面に艶があるのがわかりますでしょうか?


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因みに磨きで出たごみはこんなにあります

玄蕎麦15キロに対して1キロ近くの夾雑物が出ます。

予想よりかなり多いでしょ?

聞いては居ましたが、初めてみた時はちょっと驚愕でした。

因みに玉ねぎ袋モミモミ作戦もゴミが出てくるのが肌で判ります。
その代わり指紋がなくなりそうになるので、手袋必須です。

やってみないと判らないことが沢山あります

実は初めての蕎麦栽培は、何もわからず勘で動いていたので、磨きなんか知らずにしていませんでした。

一応そばにはなりましたが、どこか埃臭いんです。

初めはソバはこの野趣がいんだよねーーーと思っていたのですが、それは埃やカビの匂いを手前味噌効果で良いものに置換しようと深層心理が働いたのだと思います。

蕎麦打ちをはじめいろいろ玄蕎麦や蕎麦粉との接触が多くなるにつれて、違和感が顕著になりました。


そこで農家ではおそらくやっていないオリジナルの工程、洗浄をGuu流では取り入れています。

まー農家の取扱量はトンレベルなんでできないとは思いますが、俺のは家庭菜園。
今回の量は高だか30キロ。

何度かに分けて洗っても1時間程度ですみます。

ただ気になることが1点。

今までは、天気の良い昼間を狙って洗浄し、すぐに天日で乾かしました。

でも、日暮れ直前。

確実に乾く前に日が暮れる。

すぐ乾かないと、発芽トリガーを押すことになるんじゃないか?という懸念があり、天気の良い昼間にやっていました。

もう一方で、天気の良い昼間に乾かすことによって蕎麦粉の受けるダメージも気になっていました。
過乾燥でそば粉は繋がらなくなります。


どれだけの時間、湿っていれば発芽するかというのは実は去年、蕎麦スプラウト作りで経験的に2日程度は大丈夫だということが判ってます(冬場の室内だけどね)

これを踏まえると夜にゆっくり乾く方が品質的には良いのではないか?という期待もあり、心配だが夕方から洗浄することにしました。

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漬物たるに磨き後の玄蕎麦を入れて良く洗います。
洗い方は正しいかどうかは、オリジナルなので収斂されていませんが、お米と同じような感じです。

何度も水を捨て水の透明度が増せば完了です。

ここでの狙いは実は3つあります。

1.磨きのよって出てきた微粉を流すこと。
 あんなに汚れがあった訳ですから、微粉がすべてダストボックスに落下しているわけじゃないので、流体の力によって落としてあげます。
物理的に水をはじめ流体の洗浄力はすっごく高いので使わない手はありません。

2.水に溶ける汚れを落とすこと。
 化学物質(この場合、人工的なものを挿しているわけじゃなく化学的に発生した化合物)などは摩擦力に頼るのは厳しそうですが、水溶性の物質なら溶けて流せます。

3.石抜きもできるということです
砂粒ほどもものでも比重が重いので、樽を開けた時に最後に下に残ります。
でも今回は、穂を土につかないようにしたことと、干している期間風が吹かなかったので全く出ませんでした。(ラッキー)


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最後はむしろの上で平たく置いてゆっくり朝まで乾燥。

因みにむしろ8枚分ぐらいかな?

実は今朝、これを回収したのですが、むしろのむしり藁がけっこう混入しちゃったので、もう一度仕上げの風選することにします。

下をビニールシートにしようか、むしろにしようか悩んだのですが、下地のコンクリートからの熱を遮るためにむしろにしました。
むしろの上にビニールシートを引けばよかった。
次回はそうしよう。

気になっていた発芽は問題ないようでした。

何事もやってみないとね(^^v



実は洗浄中は循環式精米機で小麦を磨いていました。

小麦はソバと違い外皮を脱ぷするのでそんなにナーバスになる必要はないです。
小麦は脱穀とと時に皮も向けるのでですが、完全乾燥で脱穀しなかったので、向けないものが結構出ちゃいました。

これを処理します。

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もみ殻見たいのがあるでしょ?
これを取り除きたいのです。

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10分ぐらい精米機にかけて完成。

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そしてゴミは困難にでてくる
ふすまも少し落ちているので、多少の粉の品質向上につながっているかもね(^^;

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と言うわけで、満月が昇ってきました










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