昨日はちょっと野暮用でブログの更新をサボっちゃいました。

詳細は本文で書くかもしれませんし、書かないかもしれません(^^;;


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4/4 早朝 第三農園。

先日、息子が耕したところに畝を作って残りのキャベツとレタスを植えたいと思います。

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キャベツはこんなもんですが、

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レタスはどっちゃいりあります(^^;;

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まぁ、あまりナーバスにならずに適当に高めの畝にし、間にレタスを植えるため広めに株間を取ります。

よくキャベツのコンパニオンプランツはレタスで、青虫を忌避しますと自然農とかの教科書のっていますが、そのまま信じないように(^^;;

モンシロチョウがキク科のレタスの匂いを嫌うからだという根拠ですが、モンシロチョウは普通に菊やレタスに停まるので、近寄りがたいぐらい嫌いだというわけではありません。
この段階で忌避効果0です。
多くの教科書で、この説明ですが信用性はかなり低いと言っても良いでしょう。

もう少し俺が肯定的になれる根拠としては、探さなければいけないアブラナ科の匂いが混植されているキク科の匂いで邪魔されて見つけにくいというのなら、納得できます。

当然キャベツだけで構成された畑より、別の作物がある畑は誘引物質の濃度が相対的に下がるので理屈的には問題なさそうです。

でも、実際にキャベツとレタスを混植してみればわかりますが、やっぱりモンシロチョウは来ます。
キャベツオンリーの畑よりは来ないかもしれませんが、例え来訪率が下がったとしてもそのままだと甚大な被害を被ります。

なので、キャベツの防虫にレタスの混植が良いと言っている教科書は間違いだと思います。

じゃあ、何故するの?

と思われるかもしれませんが、ちょっとだけでも来訪率を下げる意外は、土壌細菌の多様性を確保するためです。
難しい事を書きましたが、そんなに真剣ではありません(^^;;

ようは色んな植物の根があることで、その植物にしかつかない土壌細菌を種類を沢山確保して、菌層が単純にならないようにするためです。

基本的に混植は、栽培管理が煩雑で手間がかかりますが、キャベツとレタスはだいたい同じように出来るので、都合が良かっただけです。

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というわけで、キャベツ・レタス・キャベツといって感じにしましたが、場所によってはキャベツ・レタス・レタス・キャベツになっているところもあります(^^;;

ポリタンク3本に水を入れて持ってきたので、ここ数週間の干ばつも考慮して水もあげておきます。

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そうそう、植えようとしたら大根が出てきました。
良く考えたら、前作は大根でした。
同じアブラナ科の連作ですね。

これもセオリー通りだとNGですが、連作障害は必ずしも起きるわけではなりません。
しかも症状も原因もまちまちです。
あまりナーバスになる必要はないでしょう。

で、話は戻りますがモンシロチョウに対抗するには、一番は物理的防除です。
トマトやナスなどの実野菜と違って、レタスやキャベツは背が低いので、防虫ネットなどで物理的に外界と隔離することが簡単です。
トンネルが良いですが、面倒な場合べた掛けでも効果あります。
べた掛けはたまに卵を産み付けられますが、それでも「レタスがあるから安全作戦」より遥かに高い防虫効果を発揮します。

ついでに中の温度が裸より安定するので出来も良くなります。
ただしアブラムシは入れても、テントウムシが入れないので、アブラムシには気をつける必要があります。

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というわけで、ジャガイモにかかっている寒冷紗や不織布を外して利用することにします。

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ご開帳~~~~

左がキタアカリ、
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右がトウヤです。
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キタアカリの方が明らかに成長が早いですね。

ジャガイモの場合、早生=休眠浅い=成長早い という傾向があるように思います(単なる俺の所感)

今年は暑いせいで、思ったよりもかなり成長が早いです。

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引っかかって旨く顔が出せないものもあります。

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少し切り口を広げて顔を出してあげます。

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マルチを張るときに枯れ草が突き破った穴は光が入るので雑草が出てきました。
このままじゃ、ここから雑草も顔を出すし、芋が着いたら緑化してしまします。
対策は考案しているのですが、この日は時間が無く慌てていたら忘れちゃいました(><

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とりあえず大き目の寒冷紗をキャベツ&レタス畝にスイッチです。


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誰に見られても恥ずかしくないように片付けにキレイにする。

そこへこの畑のオーナーが犬の散歩に来ました。


寒冷紗を外しているジャガイモを見て

「これジャガイモ~~? なんでもうこんなに大きくなっているの?いつ植えたの?」

と驚愕。

「3月半ばですよ」っと俺。

「まだ2週間ちょいじゃない!マルチしているから早いのかぁ~」

「いや、普通のマルチ栽培ではなく、マルチの下のただ種イモを置いているので・・・・」といつものようにマルチ浅植栽培Ver.Guuの説明。

ほかにこんな栽培をしているのを見たことが無いので、質問攻め。

やはりこの畑はスタンダード以外のことをやると面倒だ。


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キャベツ&レタスに使って余った水を、やはりこの時期水を欲しがっている玉ねぎに全量あげました。

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アスパラも毎日にょきにょき生えてきます。
食べ放題モードの入りました。
株が疲れないようにこのタイミングで軽く鶏糞と化成肥料を撒いておきました。

畝間の雑草とかも削りたくて三角ホーも持ってきたけど、思ったよりここまで時間がかかってしまったので順延です。

実は、この後実家へ行く予定があったのです。
目的は、実家のWifi機器の故障を解消するため新しいアクセスポイントの設置と、先日オフクロが買ったスマホが、NTTの電波を受信しないためそのメンテです。

機材や道具は全部そろっているので、小一時間の作業ですが、夜でも片道1時間半かかるので移動だけで往復3時間は決定。
作業後出社する予定なので、急いで行って、サクッと作業してダッシュで会社に行く予定です。
会社には午後4時までに入れればミッションクリアです。

とりあえずいったん家に帰ります。

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キュウリとカボチャの苗。
このタイミングでどうしてもしたいことが・・・・。

幼苗の半分を胚軸切断挿木苗にしたい。

なぜ全部じゃなくて半分かって?

胚軸を切断すると、新たに根を形成するため、およそ2週間程度成長が遅れます。
なので、通常栽培苗も作っておくことで、全部挿木にするより2週間早く収穫をはじめることができます。

じゃあ、全部通常栽培でいいじゃん!

と思うかもしれませんが、まー、それでも本当は良いんですよ。
ただ、条件の違う苗が存在することでリスクヘッジを行うわけです。

時間軸によるリスクヘッジ。
病気耐性によるリスクヘッジです。

同じ仕様の苗は、同じ条件で同じ病気にかかりますので、仕様を少し変えておくわけです。

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というわけで、切断後小一時間ほど吸水したいのですが、この日は時間が無いので、翌日まで吸水させることにします。
水には活力剤のメネデールを少々入れてます。
メネデール 植物活性素 500mL 関東当日便
メネデール 

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ついでにスイカ穂木の成長が遅れて、台木にしようと思っていた鉄かぶとですが、こいつもスイカの成長を待たせるために挿木にします。

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とりあえず4株ほど仕込んでおきました。

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気づいたらポポーのミッシェル花が一気に咲いている!

オーバーリースや実生のポポの助はまだだ。
受粉が旨くできるか心配です。


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そろそろ出なきゃいけない時間だけど、梨も受粉したい。

超焦る~~!!

というわけで、普段なら記載するレベルの事柄も端折って書いていませんが、この日はあわただしく、しにそーーな一日でした。

おかげで親から支払ってもらった機材台の7000円をどっかに落としちゃったよ(TT

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