今朝もピーカン。
暑からず寒からず。
無風で気持ちの良い朝です。
今日も第三農園へ。
草刈りをもって行ったのですが、スマホを忘れて写真が無い。
まぁ、いいか~で作業をしていたのですが、刈った草が道端に広がって散歩する人が嫌な思いをするかもしれないと思い、ほうきとスマホを取りにいったん家に帰り再び第三農園へ。
で、本日一枚目の写真が浅植のジャガの横を刈り終わった一枚。
これで風通しも良くなり、日もいっぱい入り込みようになります。
いっぱい光合成をしてもらい、いっぱいデンプンを作ってもらわないとね
で、Guu流の浅植ジャガ栽培は、この刈草が大事だったりします。
一昨年くらいの記事にも書いたけど、本家の浅植マルチ栽培の弱点は4つあります。
1.タネ芋を置いてからマルチを張るので、萌芽時に穴あけが遅れると芽が焼けること。
2.普通植より萌芽が早いので、遅霜の害に合いやすい事。
3.植穴やマルチの裂け穴から光が入り芋が緑化してしまうこと。
4..芋ができる時期は黒マルチが仇となってできた芋が高温障害になり奇形芋が多くできることなどがあります。
1~3までは以下のように対策してきました。
1はマルチを張ってから切り口を作って芋を配置することで解消。
2.は、4月半ばまで寒冷紗をべた掛けにすることで解決。
3は、裂け穴には黒テープを、植穴には覆土することで光の入りを防ぐことで解決。
で、今回は4の解決策です。
5月ぐらいになると千葉辺りでは熱中症が出るほど暑くなります。
黒マルチの下の地温は実はそんなに上がらないのですが、マルチ自体は黒で熱を吸収して高温になります。
その熱はマルチと地表の間の空気を熱くします。
しかしこの層は、マルチ浅植栽培に置いては芋ができる層です。
なので何の対策も無ければ芋が高温にさらされます。
白マルチやシルバーマルチなら、光を反射するのでこのようなことがないですが、生育初期ではマルチの中を暖かくすることで優位に立つのがこの栽培方法なので、黒マルチの利点がそこに存在します。
つまり栽培初期においては黒が有利なのですが、5月以降はそれが不利に働くという痛しかゆしの状態なのです。
これを解決するには初めからシルバーマルチや白マルチで本当に初期成長が遅くなるのか?という実験をしないとベストな解は得られませんが、机上の空論で初期の黒マルチは正しいということを肯定して
、栽培後期で解決策を導けば、黒マルチに光を当てないという解しか思いつきません。
というわけでGuu流解決方法。
黒マルチに刈草被せて日に当てない。
この時期大量に出てくる刈草を有効利用しつつ、こうすることで日当たりが強く冷涼な気候をこのむジャガイモにとって最適な環境を作ってあげちゃいます。
地上部は燦燦と照りつける太陽で光合成をガンガンしていますが、地下部は冷涼なままなので株そのものの寿命も(たぶん)伸び、でん粉の製造期間を栽培期間前後で伸ばすことができます。
いかがでしょうか?
4年前に思い付き、去年を除きこの方法で3作しておりますが最適解だと思います。
さらにこの方法の良いところは、刈草は最後は腐るので腐植として畑に入り、次作以降の土を作ってくれる効果もあります。
良い事しかないように思えます(^^v
というわけで、2本のマルチ浅植の畝をぜんぶ刈草で覆いました。
ここまでは計画通り絶好調。
が!!
この後、比較用の普通栽培の追肥培土をしようと畝たて器をつけた耕運機1号の登場。
これで土寄せは初めてです。
開始直後、ロータリーがジャガの株をひっかけてしまった!!
これはマズイ。
そういえばロータリーは外側の爪を外して、内側だけを使って幅を狭くできる仕様だったな。
簡単に外れるはずのロックピンが固着して外れない。
しまった。
工具も持ってきていないので、今日は出来ないや・・・・orz
というわけで、この作業は明日以降にお預けです。
次の作業。
というほどのものじゃないけど、おれの畑は先に述べたように刈草の有効利用や、作物残渣も有機物として有効利用しているので、どうしてもナメクジが多くなりがちです。
特にキャベツやレタスなんかの結球野菜では昼間は隠れ家として中に入り込み、夜はムシャムシャ食べてくれるので、見た目は悪くなるは、食べようとしたらナメクジとコンニチハになるわで、自家消費なら問題ないけど、人に売ったりあげたりするのには躊躇します。
今年は無人販売でキャベツ・レタスを出してみようと、結構仕込んであるのでナメクジを何とかしないといけません。
ナメクジには誘引して毒餌をたべさせるものがありますが、毒の種類により2系統あります。
燐酸第二鉄を主成分とする畑に播け、最終的には鉄分として植物の肥料となるタイプとメタアルデヒドを主成分とするそのまま畑に播いちゃいけないタイプです。
効果と価格よ安さは後者です。
前者はスラゴという商品がありますが。その場で死なないので効果確認が難しいです。
スラゴ 450g
因みにサポニンや銅が主成分の忌避剤もありますが、あんまり効きません。
そもそも忌避はどの分野でもデーターをとれば避けているみたいだね~ぐらいなので。
というわけで、今回はコスパを最重視して畑に播いちゃいけないアルデヒド系の毒餌を使います。
ナメ退治ベイト(330g)
畑に播いちゃいけないので、畑に播きません。
ナメクジホイホイを作ってきました。
こいつに数粒の毒餌を仕込んでキャベツのそばに設置してい置きます。
屋根があるので、雨が降っても水が入らずに長持ちしますし、畑にぶちまけることもありません。
グッドアイディアでしょ?
これも数年前からやっている方法ですが実績があります。
と言うことで、この後ニンニク周りの草むしりと、アスパラガスを収穫して帰宅。
ポポーの花にベニカミキリが居ました。
彼らは幼虫時はササの中でくらし、成虫時は花の蜜を吸いに来ます。
特にササを栽培していなければ、受粉のお手伝いもしてくれるので益虫に分類して良いでしょう。
キウイの雄花が開花していないので、今日も人工授粉です。
上を見ての作業は気持ち悪くなります(TT
で、雄花のトムリは今こんな感じ。
接木の保護袋を丁寧に全部剥がしました。
ジャンボイエローが3本。
アップルが1本
サルナシに接いだがラベルが飛んでしまって何だか判らないのが1本が今のところ生きています。
アップルが1本は心もとないです。
ほとんどがビニールを外そうとして、動かしてしまいその後急速に枯れてしましました。
扱いの雑さが失敗の原因です。
来年は手で引きちぎるのではなく、必ず刃物を使おう・・・(TT
こちらは急激に色づき始めた暖地桜桃。
早いとこ防鳥ネットを張らねば。
しかし一人で張るのはちょっと難しいので、明日の休みに家族に手伝ってもらおう。
それまでスモモの時に作ったカラスで脅しておく。
こちらは第一農園のスティックセニョール。
花蕾が出来たので、脇芽を出さすために花蕾を掻きました。
こちらはスモモ受粉木として期待していたバイオチェリーの花が、全てヒヨドリに食べられたため、ソメイヨシノの花粉で人工授粉したニューハニーあやかです。
黄色いのはダメなやつですが、所々膨らんで来ているものもあります。
感覚的には10%ぐらいの受粉率でしょうか。
ポットレッドワンのしたにこぼれ種から発芽したブドウが沢山出ています。
けっこう大きいのもありました。
鉢に移植して育ててみようかな。
と、言うわけでGW前最後の作業日が終わりました。
明日からGWです。
やりたいことが山ほどあるので、忘れないようにリストでも作ろうかな
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