27日夜の話です。
ネリカ米の温浴消毒と浸漬を開始しました。
温浴消毒は60度のお湯に10分間つけて殺菌します。
余熱で籾が痛むので、10分つけたら直ちに冷水で冷やしてそのまま1週間ほど浸漬し続けます。
そのままだと酸欠で腐るので、1日一回水を取り替えるかエアレーションをしておきますが、エアレーションにすると忘れて放置しそうなので、マメに取り換えることにしました。
aluluさんから、トマトとナスの苗が届きました。
翌土曜日の朝に、たっぷり太陽光へあてて元気になってもらおうとしたんですが・・・・。
午前の作業が終わって戻ってみると、葉がふにゅふにゃになって萎れているものが多数出てしまいました。(aluluさんスミマセン)
土は乾いていないようだけど、どうして?
とりあえず急いで水の中へドボン。
一時間ほどドブ付けして日陰で保管。一部は回復しましたが、3株ほど瀕死のまま・・・(TT
徒長気味なので、今までは湿度湿度が高いところで育苗されていたところへ、俺のところでいきなり一等地の太陽光が強いところへ出されたので、柔らかい表皮が痛んだようです。
うかつだった・・・・
挿木なんかでも、密閉状態の多湿環境から一般環境へ出すまでには何段階か外気に順応させないと、すぐに萎れてしまします。
その経験がありながら、うかつでした。
とりあえず遮光してある育苗ハウスで、回復させつつ外気に順応させる作戦を開始しました。
その時大変なことに気が付きました。
イチジクの挿木が逆に入ってる!!!!
どおりでこのポットだけ萌芽が異常に遅いと思っていたんです。
根を出す植物ホルモンのオーキシンは葉で作られ、下へ移動します。
葉を作るサイトカイニンは根で作られ上に運ばれます。
ホルモン濃度の影響で発根や萌芽が起こります。
また重力の影響を受けていないらしいので、この状態だと発根するためのオーキシン濃度はてっぺんで高く、萌芽に必要なサイトカイニンは、地下で高くなっていることになります。
少し芽が出ているように見えますが、一緒に挿した他の3枝は、もう立派に萌芽・発根していますので、かなり遅れた成長とも言えます。
こんなんで、発根するわけないから、挿し直すか・・・・と抜いたところ、ブチブチと根が切れる音。
発根していました。
葉は下向きに生え、てっぺんにあたる部分から発根・・・・・異常な光景です。
このままどうなるか追いかけようかと思いましたが、この品種は貴重なので1本でも大事にしたい。
これは今からでも最善な方法をとるとして、枝が余っている品種で同じ実験をして結果を見てみるというのが良い考えのようです。
で、最善な育苗は萌芽しているところを上にして穂木を寝かして、埋めるという伏せ挿し(こういういい方は元々あるかもしれないが、今考えました)
芽は地上に出しておきます。
抜くときにブチっとした音が気になったので、元のポットを調べましたら、こんなに立派な根が出ていましたorz
ウッドデッキの上で寒冷紗をかけて育苗しいた九条ネギの苗ですが、この日より寒冷紗を卒業して液肥の投入を開始しました。
そして先日培土器で失敗した普通栽培のジャガイモ。
結局耕運機のロックピンが外れないので、力技で土寄せすることにしました。
大した距離ではないのですが、まだ土がやや重くきついです、
この一点だけとっても、マルチ浅植栽培の方が楽だと思います。
周りの雑草を巻き込みながら一応土寄せが完成しおましした。
そうそう。
追寄せする前に追肥として鶏糞を少し撒いています。
ジャガイモの土寄せは思い切りよくが(たぶん)大事です。
隣の九条ネギの周りの小さな雑草も三角ホーで一網打尽にしておきました。
前回の植付時に、成長が遅れているマノアレタスを独立して育苗しておりましたが、良い感じになったのでこいつも定植します。
白菜の跡地にそのまま植えます。
次の作業は、キャベツの追肥と土寄せです。
モンシロチョウよけの寒冷紗を外して作業していると、向こうにモンシロチョウが来て卵を産み付け始めました。
しまった!!!
ここで産み付けられると今までの寒冷紗べた掛けが無意味になってしまう!
モンシロチョウを追いやり、葉の裏を入念に調べると。やはり産み付けられていました。
今のうちに潰しておかないと・・・。
そういうわけで第三農園の作業が終了。
広い広いと思っていた第三農園ですが、最近は思ったより狭いな。と感じるようになりました。
人間の感覚は怖いな。
第五農園のまったくやる気をなくしてしまって惰性で放置している小麦畑。
本来ならテンションが上がるはずなのに・・・・。
先週植えたタイガーナッツの代わりにもう雑草が生え始めました。
こっちはブドウの挿木床。
このとっても小さい隙間からも雑草が・・・。
こういうのもマメにとって置かないとあとで大変なことになります。
ここの来た目的は、ブドウ苗床に遮光ネットをはることです。
ここはほぼ日陰の農園ですが、それでも南中時の日差しは強いので、風よけも兼ねて遮光ネットでトンネルします。
中はこんな感じです、
明るすぎず、暗すぎず。
丁度よい感じではないでしょうか。
いきなり中にナツアカネのメスが飛び込んできました。
キクイモ(左側参列)と山ワサビ(右側一列)の畝ですが、思った通り手前の方が土質が悪いので、萌芽率が低いです。
というところで午前の部終わり。
一旦家の戻ります。
この日は息子は入部したばかりのボルダリング部(岩を手でよじ登っていく競技)部活でいません。
彼は受験に有利になるからという理由で、部活に入ることにしたようですが、なぜボルダリングを選んだかというと想像ですが、昨年水難事故で亡くなった俺の友人のSが関係していると思います。
Sは自分の子供たちに木や崖を登ることを教えていました。
その教えはかなり高度で、3人の子供たちは猿のように木に登り、スパイダーマンのように垂直に近いの壁をよじ登ります。
一緒に川でカヌー遊びをした時に、長男と同い年のSの次女にまったくかなわなかったというのが強い印象となっているようです。
その時に、Sにイロイロ壁ののぼり方を教えてもらっていました。
俺なんかも子供のころはそういう遊びをしていましたが、子供に教えたことは無く、教えろと言われても、自分が教わったことも教えたこともないのでちょっと難しいです。
しかしSはさすがに3人の子供たちを鍛え上げているだけあって、冷静に的確に教えていました。
Sは、今度長男を自分に鍛えさせてもらえないか。とまで申し出をしていました。
俺が子供の頃話した川での素潜り体験がSの人生を変えたように、Sの娘さんの雄姿が長男の人生を豊かにするかもしれません。
おっと脱線しました。
とりあえず長男は家庭菜園部はお休みなので、俺独りです。
剪定したミラベルの枝が少しあったので、バイオチェリーに接いでいたら活着したようです。
こちらは何者かに食害を受けている梨の幼果。
ゾウムシ系、カメムシ系を探しましたが見当たりません。
そんな時に犯人を発見しました!
先日、益虫と報じたべにカミキリです。
本日より害虫認定します。
ポポーにも花に潜って花粉を食べていました(この時は益虫)
でも、容赦せずに始末します(-_-メ)
それとこいつもナシや桜桃に良くついています。
始末です。
ジベルリン処理をしたビックリグミが大きくなってきましたが、またしてもボコボコになってきました。
調べたところ、ネットに連作障害だみたいなことを書かれているブログを見つけましたが、根拠がまったく納得がいかなかったので、原因は違うなぁ~と思っていたら、犯人が判りました。
チューチューしているところを発見しました。
犯人はこいつです。
この日は消防団の新入団員の歓迎会があるので、あまり頑張れません。
しかし草刈りをがんばりました。
真ん中のカキの木の周りなんて、今まで鬱蒼としていて人が入れなかったのですが、全部刈りました。
いつもあそこからウサギが出てくるので・・・
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コメント
コメント一覧 (2)
トマトの苗萎れたみたいですね!Guuさんが悪いのではなく梱包のときにaluluがポットを変えたのが悪かったんでしょう・・・たくさん入れたくてつい直前に根を痛めてしまいました。
すみません。何とか数本でも生き残ってくれることを願っています。
苗に対してポットが小さいなぁ~と思っていたのですが、なるほど、ダウンサイジングしていたのですね。
瀕死の3本のうち1本は復活しました。
残り二本は・・・・全力で頑張ります!