6時前。まだ少し昨日からの雨が残っている感じです。

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とは言っても、時期にやみそうなのので構わず第二農園へ。

本当は土を固めるので、雨後直後の畑の新入は控えたほうが良いのですが、俺にはあまり時間が無いので、出来るときにしちゃいます。


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まずは後から植えた方の寒冷紗を剥がして作業ができるようにします。

先にはがした西側のキュウリには、ウリハムシが2,3匹ついていたので処分です。

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ついでに5,6節より下の花・蕾や脇芽も全て除去します。
株の充実を図るためです。

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そこに重曹水に納豆菌と飲み残しの栄養ドリンクを混ぜて散布します。

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さらに薪ストーブ灰も軽くかけておきます。

どちらも殺菌のと栄養補給が目的です。

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さらに株元におが屑を軽くまいてネットを張りました。

おが屑を播いたのは、マルチとして泥跳ねを防止することと、抗菌効果と害虫の忌避効果を狙っています。
また、後に漉き込まれることによる土壌の腐植率向上にもつながります。


おが屑はC/N比が高いのであまり厚くまくと、次作に漉き込んだ時に窒素飢餓が発生するので気を着けます。

次作がサツマイモとかなら厚くまいてもいいかもしれません。

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というわけで、メインの作業完成。
以外に1時間以上かかりました(^^;;


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雨後なので、ナスにも同様の処理(重曹水+灰+おが屑)をしました。

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九条ネギにも灰をぱらりとかけておきます。


で、収穫作業に移ります。

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ダイコンの1本がいつの間にか塔立ちしています。

とりあえず抜いておこう。

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正常なダイコン3本も抜きました。
左の1一番小さいのが塔立ちダイコンです。


とうとう塔立ちが出てきました。
未だに1本も売れていないのに・・・・。

ダイコンと言えば、昨日とれたレタスをお向かいの家へおすそ分けに行った時です。
そこのお母さんは、俺の家庭菜園の師匠で、家庭菜園を本気で始めるきっかけになった人なんですが、大根が旨くできないと言っていました。

何か撒いているのか?と訊かれましたが、
何も播いていない。
肥料すら撒いていないと答えたところ。

庭畑の大根を1本抜いて見せてくれました。

肌が激しく荒れています。

どうやらネグサレセンチュウの仕業のようです。

話を聞くとアブラナ科にはネコブセンチュウも多発している模様。

さらにナスは前から言っていたのですが、毎年青枯れ病。

タマネギは軟腐病で半分が壊滅。

2年前にトマトはシリグサレ病が多発していました。

たしか去年末には白菜が全部腐ったと騒いでいたのも覚えています。

もともと庭だけでやっているので連作が強いのですが、
どうやら肥料過多のようです。

肥料はお父さんの担当なのですが、あげればあげるだけ良いと思っています(^^;;

昔農家さんから訊いたのを間違って記憶したらしく、凄い量の肥料を毎回投下します。

肥料を沢山いれた方が良いと言った農家さんが、それを見て肥料をやるな。
沢山やった方が言いなんか言ってねーぞ!

と言われていましたが、もう長い習慣で記憶のスイッチが出来ないのか、毎回大量の肥料をやっています。

お向かいさんの作物は、確かに早くからデカくなるし、一見頑丈そうに見えますが、病気にかかりやすく、また一番大事な味も悪くなります。

何か貰えば全部食べますし、美味しーよとお礼を言いますが、うちでは長女が一発で見抜きます。

これ、お父さんの野菜じゃ無いでしょ?苦いもん。


師匠に意見を言うのは憚られますし、貰った野菜が苦いとは口が裂けても言えません。

なので、今回のように相談をされた時に肥料が多すぎと伝えるのがチャンスですので、がっちり伝えときました(^^;;


野菜が苦い場合や、病気が多発している時は、肥料が多すぎないかを疑って下さい。
葉の色が濃いと良くできているように見えますが、多くの野菜は葉が薄緑ぐらいでちょうど良いです。

それと施肥で気にしているのは、次作のために施肥をするぐらいでちょうど良いと思います。

今作っている作物のためではなく、次の作物に効くぐらいでちょうど良い緩やかな効き方を目指すのが安全です。

と、言うわけでGuu流肥料の考え方蘊蓄おしまい。

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無人販売用スナップも収穫。
おそらく次の収穫で撤収となりそうです。

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ピーマンも少し若いうちに収穫しておきます。

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2個。
我が家の消費量は1週間でこのぐらいあれば充分。


その後第四農園へ足を延ばします。

目的は越冬できなかったイチジク苗の品種確認です。

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ビオレソリエス、モンファベ、チョードリー、ネグロラルゴはダメでした。

モンファベ以外は、バックアップがあるので近日中に再定植しますが、2000円ぐらいで買ったモンファベが残念です。

ここ数年のイチジク栽培で判ったのは当地では1年目の冬を越すのがけっこう大変だということです。

初冬が来るまでに幹を出来るだけ太くし、木質化をさせておかないと冬を超えられません。

また、初年は初霜が降りる前にバックアップ用の穂木を採取しておかないと今回のようにどうにもならなくなるというのも教訓です(TT

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家に戻り、柑橘類のアゲハ蝶の幼虫防止にBT剤を撒いていると隣のカキにおっかないものが・・・・



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剪定ばさみでちょっきんしてやりました<`ヘ´>

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しかし毒のありそうな毛が・・・・・
こえ~~

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何気なく、アイスクリームバナナが復活していないか見に行きました。

だめっぽいようです。

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が、横から脇芽?
吸い芽というらしい。

親株はダメでも少なくとも子株は確保できそうです(^^

さて、その後は播種のオンパレード。

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種まきが12~3月と7月となっていますが、構わず撒きます。

なんで4,5,6月はダメなんでしょうね

日本の超高温には弱いというかな。

とりあえず根は暑くならないようにシルバーマルチでやってみます。

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面倒だけど自家製干ぴょうを食べたいので。。。

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スタンダードなところも抑えておきます。
今の時期なら、秋取りになるんでしょうか。

カボチャは秋どりの方が美味しいよね

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なので、もういっちょ。2年前に作った時の残りタネ。
今では珍しい日本カボチャです。

しっとり系でほくほくしません。

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で、本日の本命。二番手キュウリ。

スナップ跡に植えるために苗づくり始まります。
夏場の収穫になりますので、耐病性を重視しました。

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というわけで、ウリ科オンパレードで今日の作業が終わります。

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