あれ?
今日はいつだ?
いや、ブログの更新何日ぶりだ?
読者の皆さんは、俺が次々と押し寄せる災害で怪我したり、メンタルが凹みすぎてやる気が無くなったんじゃないかと思ったかな?
そんなわけではないのですが、台風の後始末や農作業で忙しかったり、災害対策していたり、その反動で病気でやられたりと、とにかく活動していたわけです。
写真は撮りためていたのだけど、もう過去の事は面倒なので一切触れないで最近の作業のみ扱おうかと思ったのですが、19号直後の畑の状態を公開しないと、俺の頑張りが伝わらないではないか!
と言うわけで、今更だけど台風の直後の写真から触れていきます。
ビーツはこんな感じですわ
みんな疲れ果てちゃって・・・・。
インゲンは前日に頑張ったのが功を奏して、ダメージは1割ほど。
上出来だと思います。
多くの農家ではインゲンのような実物野菜はダメになったので、今はこれで稼がせてもらってます(^^
とはいえ、1割の株はこんな感じで風にフラれて昇天していました(><
ほうれん草は辛うじてセーフです。
もみ殻を増量しておいて良かった・・・流されているけど。
今回は雨台風だったので畝が流されてフラットになってしまいました。
ニンニク畝です。
こんなに泥で埋まっているという事は、かなりの水位になっているんだろうな。
寒冷紗作戦のところはそれなりに瀬尾耕だったのではないでしょうか。
因みに奥の方では隣の畑で落花生の収穫と言うか、引き抜きを行っているようです。
これをひっくり返して数日乾かしてから積み上げてボッチを作ります。
ルッコラは来週には収穫できそうなぐらいになってきました。
寒冷紗をしなかった雪白体采は、かなり深刻なダメージです。
風で飛ばされないようにペットボトルで抑えておいたパクチーのマルチは無事でした。
但し、15号が過ぎてから撒いたタネなので、このままじゃ収穫しないうちに冬が来てしまいます。
トンネル用のビニールを買いに行きたい。
今度こそズッキーニは全滅しました(TT
唐辛子も復活が間に合わないかもね・・・・(TT
お盆過ぎにまいたパクチーは15号で半分以上消えましたが、残った株は元気になり今は出荷をしています。
出荷と言えば、19号通過数日ぐらいたったころから、モール直売所と同じチェーン系列である駅ビルのお店に出荷を開始しています。
ちょっと家から距離があるので、モール直売所に出荷した足で行くことになるので、現在のところ水曜日と、あと1日、平日の気が向いた時にもって行ってます。
今後、駅ビル直売所と呼称することにします。
サトイモは持ちこたえました。
このままゴールを切れそうです。
ツルありインゲンは流石にダメージが甚大で、7割が枯れました(TT
長ネギは2割程度が折れましたが、まあ復活するでしょう。
追いまきビーツは被せておいた不織布が引きはがされました。
すでに発芽していた若芽も半分以上が流されてしまいました(TT
地ばいキュウリは凹にされました。
販売は無理そうですが、数株残っているので我が家分は何とかなりそうです。
心配していたソバは何とか持ちこたえました(^^
とはいえ、端っこの方はそれなりにダメージがあります。
ジャガイモは何とか・・・・。
とここまでが台風翌日の写真です。
実はこの翌日は台風被害が千葉より激しかった群馬の方へ、JA産直所主催の研修バス旅行がありました。
中止になるのではないか?と思っていましたが、予定コースや目的地に被害がなく行われるとのことで行ってきました。
なんか大きな稲荷神社。
お昼はこちらの結婚式場でお弁当を出してもらいました。
巫女舞らしいです。
見てけと言われたので見てきました。興味ないけど。
目的地はサツマイモのシルクスイートでがっちりマンデーに出ていたカネコ種苗さんの研究農場です。
きっと試食にシルクスイートが出るのだろうと思っていたのですが、サツマイモは別の施設でやっているとのことで、こちらの施設には無く、試食はレタスでした・・・苦い・・・。
レタスは必ず午後には苦くなるそうです。
午前中は苦くないらしいのですが、たとえ午前中に収穫しても午後には苦くなると言っていました。
まぁ、苦味が持ち味なのでそれでいいのですが、試食には向きません。ぺっぺっ!
ここでは白菜もやってます。
という事でこの日の研修旅行はおしまい。
1カ月ぶりに訪れる第五農園です。
キクイモの様子を見に来ました。
去年は今ぐらいから掘り上げ始めたのですが、今年はまだ暑いせいか株が枯れておらず、芋に茎の栄養が流転していないらしく、まだ太っていません。
本格的収穫はやはり株が枯れてからかな。
因みに最近はじめたというか。気が付いた高圧洗浄機での洗浄です。
高圧洗浄機は以前から持っていたのですが、あまり利用することもなく、無駄な買い物をしたと思っていましたが、野菜洗いに使えます。
楽にスピーディーに!
これは落花生を洗っているところです。
掘りたてはこれなのでですが、あっという間に真っ白に仕上がります。
もちろんキクイモにも試してみました。
見事に芋を傷めることなくきれいに仕上がりました。
サツマイモだって。
でもあまり近づけすぎると皮がむけちゃいます(><
サツマイモと言えばカネコ種苗で訊いてきたのですが、保管時はツルを切らずにこの状態で保管したほうが傷まないそうです。
ここのところラディッシュも出荷しています。
おおまさり以外の落花生の収穫も開始しました。
こちらはベストセラー品種の千葉半立です。
いろんな品種が出ていますが、今でも千葉の落花生農家の多くはこの品種が一番うまいと言います。
千葉半立しか扱わない専門店すらあります。
あ、そうそう。千葉には落花生専門店と言うのが結構あるんですよ(^^
こちらは今後千葉半立を追撃しようとする新品種のQナッツ。
Pナッツの次だからQナッツということです。
千葉半立より圧倒的に収量が多いので、今年からこちらを作る農家も多いです。
左がQナッツ。右が千葉半立ですが、Qナッツの方が小さいですね。
これで本当に収量が多いのでしょうか?
左がQナッツ。右が千葉半立。
ただ特記しないといけないことがあります。
写真を撮っていないのですがQナッツは外殻が非常に薄いので、豆的には千葉半立とほぼ同じぐらいの大きさになってしまいます。
収穫後寝かせていた宿儺かぼちゃですが、そろそろ販売しようと思いPOP用に使う写真を撮りました(^^
もうちょっとかわいい服を着てもらいたかったのですが、これが良いと言い張るので・・・(><
さて、ここからは怖い話です。
この日は台風21号の影響で一日雨になるという事で、畑仕事は出来ないだろう。
ならば直売所をめぐり1日3万円売るチャレンジをしようと思い前日から、大量の野菜を収穫しパッケージして準備しておりました。
そしてJA産直所、モール産直所、駅ビル産直所を回って帰ってくるころには、雨脚が強くなり、消防の速報が入ってくる。
消防署からメールで速報が入るのですが、我が家の周りが非常に多い。
どうも近くの川で氾濫したようだ。
もう前が見えない。
家に帰るにはその川を渡らなければならないのだが、帰れるのだろうか?
その川は普段は川幅3メートルぐらいの小さな川なんだけど。。。
大河になっていました。
あっちこっちで通行止め。
車が明後日の方向を向いたまま放置されていたり、田んぼや川に落ちている。
実は俺は前日から発熱をしていて、奥さんが運転していたのですが、あっちこっち冠水している道路が怖くて進めないという。
怖いのも判るが、途中で止まったらマフラーに水が入ってエンジンが止まる。
仕方ない。
全身の関節が痛く、頭痛と脂汗が噴出しているが、俺が運転するしかない。
運転席を代わって車のエコモードを切る。
最近の車は省エネのためにエコモードがあるがこれが効いていると、トルクが稼げないような気がするので切って置く。
冠水している道は2車線の真ん中を走る。
なぜなら道路ははじに向けて低く作られているので、センターラインを跨いて走るのが一番水に捕まらないラインだ。
保育所の次女を受け取りに行かないと!
保育所に電話すると、結構のんびりしたことを言っている。
近くの川が氾濫していることを知らないのだ。
事情を説明して、このままだとこのエリアは陸の孤島になるので、早々に親御さんに引き取りに来てもらうか、あきらめて水が引くまで子供を預かる覚悟をしなければいけないことを伝える。
場所は高いところなので、直接浸水の心配は無いから、水が引くまで大人しくするだけだけどね。
とはいえ、川のそばの低い家は既に浸水している。
LINEで消防団のメンバーに村に入れるルートを伝えて置く。
なにしろこの日は金曜日でみんな勤めだからね。村にはいないので帰ってこれなくなる。
家に帰る道が軽い土砂崩れ。
ようやく家に着くが、俺の寝室から見た光景。
向こうの方は全部水に浸かっている。
長男は川より向こうの学校に行っているので、もう無理だな。
友達とカラオケに一晩籠るか、これから開設される避難所へ行くように指示する。
残るは長女だ。
奥さんが長女の中学へ電話を入れる。
しかし特段何も考えていないという返事が来る。
え?
警報レベル4なの知ってる?
既にその辺の道は膝上まで水が来ているの知ってる?
消防情報取ってる?
川の水位気にしてる?
奥さんが先生に問い詰めると「はぁ」という頼りない返事。
バカだ。
人様の子供を預かっている認識が足りない。
どうするつもりなのかと聞くと天気予報では3時半ごろ雨が弱くなるようなので、そのころ帰させますと。
これがとんでもない間違いになる。
娘が帰る時に電話をするように伝えてほしいと依頼する。
そしてもう一つ気になることがある。
隣の家には我が家の次女と同じ年の子が同じ保育所に通っている。
隣なのだから一緒に連れて帰れれば良いのだけど、俺が子供の頃と違い最近では保護者以外が迎いに行っても子供を渡してくれない。
事件などを心配しての事だろうが、隣同士だし先生も俺の顔を知っているので融通を聞かせて欲しいと思うのだが、今の世の中はそんなに柔軟じゃない。
お隣さんは共稼ぎでお婆ちゃんが家に残っているのだけど、村に入る道が無くなっているので、そもそも帰ってこれない可能性がある。
すると迎えに行くことができないだろう。
LINEで隣の奥さんに連絡してもらい、事情を説明して、俺がお婆ちゃんを連れて娘さんの迎えに行くことを提案する。
了解を得て、急いでお婆ちゃんを車に乗せて保育所に迎うが家から出たばかりの低いところが既に山から流れてくる水で川になっている。
それでも今ならまだ何とかいけそうなので一気にわたる。
無事、隣の娘さんを回収して帰る。
3時半ごろ。
雨は一向に弱くならず、それどころかピークにするら達しようとしている。
もっともたとえ弱くなったところで、すぐに安全になるわけでもないので雨下降っていなければ良いというわけでもない。
むしろ危険度は、電話を入れた時より上がっている。
再び電話を入れて、電話が無いのでどうなっていると訊くと、もう帰りましたと・・・。
まさかの驚き!
雨が弱まってから帰すと言っていたのに、ピーク時に返しやがった!
それも伝言もせずに。
本当にバカだ!
俺は教師は大学出てそのまま教師になるのではなく、一度社会に出るべきだと考えている。
あまりにも幼稚な思考の教師が多すぎる。
急いで車に乗り込もうとすると、奥さんが危ないから行くなと言う。
しかし長女はこの大雨の中既に家に向かって下校している。
ほって置くわけには行かないだろう。
問題は村から外に出るルートだ。
さっき帰って来た方向とは逆なのでその川が渡らないで良いのだが、支流の小川を渡らないといけないのでそれが心配だ。
しかしその前に先ほど出てきた家のそばの低地が渡れるだろうか?
迂回して村を出ることにする。
そして気にしていた支流を渡る橋は意外に平気で難なくクリア。
長女が帰るであろうルートを逆に遡上していく。
ちょうど中間地点ぐらいのところで膝上までつかりながら歩く女子中学生発見!
長女だ。
しかしそこに近づくと確実に車は止まるな。
少し離れたところに安全な場所(とも言えないところ)に車を止めて長女を回収。
しかし今度は帰り道側は川が氾濫で渡れないので車が大渋滞。
これは無理だ。
一反中学の方へ向かい、迂回して逆側から村に入るルートを選ぼう。
学校の前を通るとそこは既に川のようになっている。
アホ校長が外にでているが、この事態をどう思っているのだろう?
とりあえず裏ルートに入る。
が、すでにすぐにかん水で前を走っていたトラックの運ちゃんが、こっちはダメだ!と引き返すように促す。
仕方がない。
最後の手段だ。
蛇道と言われる横道に入る。
真っすぐ行くと村に行くのだが、あまりにも人気が無いところがずっと続くし、先日の台風の影響で倒木が多いので子供には絶対に使わないように言っている道だ。
途中低いところが一か所ある。
やはり水が溜まっているが、躊躇したらエンジンが止まるので一気に抜けていくことにする。
心配していた倒木は片付かれれていたので何とか蛇道を抜けて比較的大きな道に出る。
が、喜んだのもつかの間、すぐに坂を下ったところで自動車が車に浸かって立ち往生している。
そこを通らずには行けない。
どうするか。
さすがに無理かもしれない。
でも行くしかないか。
とここも一気に抜けると、反対側にはKEEP OUTのテープが張ってある。
反対側には無かったのは、こちらには人がいるとは思っていないか。
そもそも警察も渡らなかったからだろう。
テープが邪魔なので長女にテープを持ち上げて外へ出る。
この写真は出た後を後ろ向きで写したものだけど、下にいる車は動けなくなっている奴。
そして最後の難関。
我が家の前の低地。
もう完全に川です。
さすがにこの中に車を突っ込むとヤバいです。
どうしよう
閃いた!
実はここは いつか育苗ハウスを作る予定の第六農園の横。
ここに車を置いて歩けばいいじゃん。
と言うことで車を乗り捨てて歩いて帰りました。
無事長男以外は揃いました。
翌朝の光景。
なんか神々しい朝が来た。
因みに俺は発熱で寝込んでいます。
まー、そんなわけで今回もそこそこ大変でした。
体調もやや回復して、昨日から畑に出ています。
大雨前にそばスプラウト用のタネを播いて雨で土が固められないように不織布でカバーしていたのですが、見事にアウトです。
今更効果があるか判りませんが、とりあえず土を崩しておきました。
ソバはタネの時から湿害に弱いので、播種後雨が続くとこのようにカビが生えて発芽しなくなります(><
今年は暑いのでのんびりしていましたが、あまりのんびりしていると時期を逃すのでソラマメの準備をすることにしました。
今年は直播を考えていたのですが、予定していた第九農園は良く考えたらウサギだらけ。
枝豆はすぐに食われたけど、ソラマメはどうなんだろう?
失敗すると嫌なので苗づくりにしました。
およそ400株仕込みました。
本気です
今日はいつだ?
いや、ブログの更新何日ぶりだ?
読者の皆さんは、俺が次々と押し寄せる災害で怪我したり、メンタルが凹みすぎてやる気が無くなったんじゃないかと思ったかな?
そんなわけではないのですが、台風の後始末や農作業で忙しかったり、災害対策していたり、その反動で病気でやられたりと、とにかく活動していたわけです。
写真は撮りためていたのだけど、もう過去の事は面倒なので一切触れないで最近の作業のみ扱おうかと思ったのですが、19号直後の畑の状態を公開しないと、俺の頑張りが伝わらないではないか!
と言うわけで、今更だけど台風の直後の写真から触れていきます。
ビーツはこんな感じですわ
みんな疲れ果てちゃって・・・・。
インゲンは前日に頑張ったのが功を奏して、ダメージは1割ほど。
上出来だと思います。
多くの農家ではインゲンのような実物野菜はダメになったので、今はこれで稼がせてもらってます(^^
とはいえ、1割の株はこんな感じで風にフラれて昇天していました(><
ほうれん草は辛うじてセーフです。
もみ殻を増量しておいて良かった・・・流されているけど。
今回は雨台風だったので畝が流されてフラットになってしまいました。
ニンニク畝です。
こんなに泥で埋まっているという事は、かなりの水位になっているんだろうな。
寒冷紗作戦のところはそれなりに瀬尾耕だったのではないでしょうか。
因みに奥の方では隣の畑で落花生の収穫と言うか、引き抜きを行っているようです。
これをひっくり返して数日乾かしてから積み上げてボッチを作ります。
ルッコラは来週には収穫できそうなぐらいになってきました。
寒冷紗をしなかった雪白体采は、かなり深刻なダメージです。
風で飛ばされないようにペットボトルで抑えておいたパクチーのマルチは無事でした。
但し、15号が過ぎてから撒いたタネなので、このままじゃ収穫しないうちに冬が来てしまいます。
トンネル用のビニールを買いに行きたい。
今度こそズッキーニは全滅しました(TT
唐辛子も復活が間に合わないかもね・・・・(TT
お盆過ぎにまいたパクチーは15号で半分以上消えましたが、残った株は元気になり今は出荷をしています。
出荷と言えば、19号通過数日ぐらいたったころから、モール直売所と同じチェーン系列である駅ビルのお店に出荷を開始しています。
ちょっと家から距離があるので、モール直売所に出荷した足で行くことになるので、現在のところ水曜日と、あと1日、平日の気が向いた時にもって行ってます。
今後、駅ビル直売所と呼称することにします。
サトイモは持ちこたえました。
このままゴールを切れそうです。
ツルありインゲンは流石にダメージが甚大で、7割が枯れました(TT
長ネギは2割程度が折れましたが、まあ復活するでしょう。
追いまきビーツは被せておいた不織布が引きはがされました。
すでに発芽していた若芽も半分以上が流されてしまいました(TT
地ばいキュウリは凹にされました。
販売は無理そうですが、数株残っているので我が家分は何とかなりそうです。
心配していたソバは何とか持ちこたえました(^^
とはいえ、端っこの方はそれなりにダメージがあります。
ジャガイモは何とか・・・・。
とここまでが台風翌日の写真です。
実はこの翌日は台風被害が千葉より激しかった群馬の方へ、JA産直所主催の研修バス旅行がありました。
中止になるのではないか?と思っていましたが、予定コースや目的地に被害がなく行われるとのことで行ってきました。
なんか大きな稲荷神社。
お昼はこちらの結婚式場でお弁当を出してもらいました。
巫女舞らしいです。
見てけと言われたので見てきました。興味ないけど。
目的地はサツマイモのシルクスイートでがっちりマンデーに出ていたカネコ種苗さんの研究農場です。
きっと試食にシルクスイートが出るのだろうと思っていたのですが、サツマイモは別の施設でやっているとのことで、こちらの施設には無く、試食はレタスでした・・・苦い・・・。
レタスは必ず午後には苦くなるそうです。
午前中は苦くないらしいのですが、たとえ午前中に収穫しても午後には苦くなると言っていました。
まぁ、苦味が持ち味なのでそれでいいのですが、試食には向きません。ぺっぺっ!
ここでは白菜もやってます。
という事でこの日の研修旅行はおしまい。
1カ月ぶりに訪れる第五農園です。
キクイモの様子を見に来ました。
去年は今ぐらいから掘り上げ始めたのですが、今年はまだ暑いせいか株が枯れておらず、芋に茎の栄養が流転していないらしく、まだ太っていません。
本格的収穫はやはり株が枯れてからかな。
因みに最近はじめたというか。気が付いた高圧洗浄機での洗浄です。
高圧洗浄機は以前から持っていたのですが、あまり利用することもなく、無駄な買い物をしたと思っていましたが、野菜洗いに使えます。
楽にスピーディーに!
これは落花生を洗っているところです。
掘りたてはこれなのでですが、あっという間に真っ白に仕上がります。
もちろんキクイモにも試してみました。
見事に芋を傷めることなくきれいに仕上がりました。
サツマイモだって。
でもあまり近づけすぎると皮がむけちゃいます(><
サツマイモと言えばカネコ種苗で訊いてきたのですが、保管時はツルを切らずにこの状態で保管したほうが傷まないそうです。
ここのところラディッシュも出荷しています。
おおまさり以外の落花生の収穫も開始しました。
こちらはベストセラー品種の千葉半立です。
いろんな品種が出ていますが、今でも千葉の落花生農家の多くはこの品種が一番うまいと言います。
千葉半立しか扱わない専門店すらあります。
あ、そうそう。千葉には落花生専門店と言うのが結構あるんですよ(^^
こちらは今後千葉半立を追撃しようとする新品種のQナッツ。
Pナッツの次だからQナッツということです。
千葉半立より圧倒的に収量が多いので、今年からこちらを作る農家も多いです。
左がQナッツ。右が千葉半立ですが、Qナッツの方が小さいですね。
これで本当に収量が多いのでしょうか?
左がQナッツ。右が千葉半立。
ただ特記しないといけないことがあります。
写真を撮っていないのですがQナッツは外殻が非常に薄いので、豆的には千葉半立とほぼ同じぐらいの大きさになってしまいます。
収穫後寝かせていた宿儺かぼちゃですが、そろそろ販売しようと思いPOP用に使う写真を撮りました(^^
もうちょっとかわいい服を着てもらいたかったのですが、これが良いと言い張るので・・・(><
さて、ここからは怖い話です。
この日は台風21号の影響で一日雨になるという事で、畑仕事は出来ないだろう。
ならば直売所をめぐり1日3万円売るチャレンジをしようと思い前日から、大量の野菜を収穫しパッケージして準備しておりました。
そしてJA産直所、モール産直所、駅ビル産直所を回って帰ってくるころには、雨脚が強くなり、消防の速報が入ってくる。
消防署からメールで速報が入るのですが、我が家の周りが非常に多い。
どうも近くの川で氾濫したようだ。
もう前が見えない。
家に帰るにはその川を渡らなければならないのだが、帰れるのだろうか?
その川は普段は川幅3メートルぐらいの小さな川なんだけど。。。
大河になっていました。
あっちこっちで通行止め。
車が明後日の方向を向いたまま放置されていたり、田んぼや川に落ちている。
実は俺は前日から発熱をしていて、奥さんが運転していたのですが、あっちこっち冠水している道路が怖くて進めないという。
怖いのも判るが、途中で止まったらマフラーに水が入ってエンジンが止まる。
仕方ない。
全身の関節が痛く、頭痛と脂汗が噴出しているが、俺が運転するしかない。
運転席を代わって車のエコモードを切る。
最近の車は省エネのためにエコモードがあるがこれが効いていると、トルクが稼げないような気がするので切って置く。
冠水している道は2車線の真ん中を走る。
なぜなら道路ははじに向けて低く作られているので、センターラインを跨いて走るのが一番水に捕まらないラインだ。
保育所の次女を受け取りに行かないと!
保育所に電話すると、結構のんびりしたことを言っている。
近くの川が氾濫していることを知らないのだ。
事情を説明して、このままだとこのエリアは陸の孤島になるので、早々に親御さんに引き取りに来てもらうか、あきらめて水が引くまで子供を預かる覚悟をしなければいけないことを伝える。
場所は高いところなので、直接浸水の心配は無いから、水が引くまで大人しくするだけだけどね。
とはいえ、川のそばの低い家は既に浸水している。
LINEで消防団のメンバーに村に入れるルートを伝えて置く。
なにしろこの日は金曜日でみんな勤めだからね。村にはいないので帰ってこれなくなる。
家に帰る道が軽い土砂崩れ。
ようやく家に着くが、俺の寝室から見た光景。
向こうの方は全部水に浸かっている。
長男は川より向こうの学校に行っているので、もう無理だな。
友達とカラオケに一晩籠るか、これから開設される避難所へ行くように指示する。
残るは長女だ。
奥さんが長女の中学へ電話を入れる。
しかし特段何も考えていないという返事が来る。
え?
警報レベル4なの知ってる?
既にその辺の道は膝上まで水が来ているの知ってる?
消防情報取ってる?
川の水位気にしてる?
奥さんが先生に問い詰めると「はぁ」という頼りない返事。
バカだ。
人様の子供を預かっている認識が足りない。
どうするつもりなのかと聞くと天気予報では3時半ごろ雨が弱くなるようなので、そのころ帰させますと。
これがとんでもない間違いになる。
娘が帰る時に電話をするように伝えてほしいと依頼する。
そしてもう一つ気になることがある。
隣の家には我が家の次女と同じ年の子が同じ保育所に通っている。
隣なのだから一緒に連れて帰れれば良いのだけど、俺が子供の頃と違い最近では保護者以外が迎いに行っても子供を渡してくれない。
事件などを心配しての事だろうが、隣同士だし先生も俺の顔を知っているので融通を聞かせて欲しいと思うのだが、今の世の中はそんなに柔軟じゃない。
お隣さんは共稼ぎでお婆ちゃんが家に残っているのだけど、村に入る道が無くなっているので、そもそも帰ってこれない可能性がある。
すると迎えに行くことができないだろう。
LINEで隣の奥さんに連絡してもらい、事情を説明して、俺がお婆ちゃんを連れて娘さんの迎えに行くことを提案する。
了解を得て、急いでお婆ちゃんを車に乗せて保育所に迎うが家から出たばかりの低いところが既に山から流れてくる水で川になっている。
それでも今ならまだ何とかいけそうなので一気にわたる。
無事、隣の娘さんを回収して帰る。
3時半ごろ。
雨は一向に弱くならず、それどころかピークにするら達しようとしている。
もっともたとえ弱くなったところで、すぐに安全になるわけでもないので雨下降っていなければ良いというわけでもない。
むしろ危険度は、電話を入れた時より上がっている。
再び電話を入れて、電話が無いのでどうなっていると訊くと、もう帰りましたと・・・。
まさかの驚き!
雨が弱まってから帰すと言っていたのに、ピーク時に返しやがった!
それも伝言もせずに。
本当にバカだ!
俺は教師は大学出てそのまま教師になるのではなく、一度社会に出るべきだと考えている。
あまりにも幼稚な思考の教師が多すぎる。
急いで車に乗り込もうとすると、奥さんが危ないから行くなと言う。
しかし長女はこの大雨の中既に家に向かって下校している。
ほって置くわけには行かないだろう。
問題は村から外に出るルートだ。
さっき帰って来た方向とは逆なのでその川が渡らないで良いのだが、支流の小川を渡らないといけないのでそれが心配だ。
しかしその前に先ほど出てきた家のそばの低地が渡れるだろうか?
迂回して村を出ることにする。
そして気にしていた支流を渡る橋は意外に平気で難なくクリア。
長女が帰るであろうルートを逆に遡上していく。
ちょうど中間地点ぐらいのところで膝上までつかりながら歩く女子中学生発見!
長女だ。
しかしそこに近づくと確実に車は止まるな。
少し離れたところに安全な場所(とも言えないところ)に車を止めて長女を回収。
しかし今度は帰り道側は川が氾濫で渡れないので車が大渋滞。
これは無理だ。
一反中学の方へ向かい、迂回して逆側から村に入るルートを選ぼう。
学校の前を通るとそこは既に川のようになっている。
アホ校長が外にでているが、この事態をどう思っているのだろう?
とりあえず裏ルートに入る。
が、すでにすぐにかん水で前を走っていたトラックの運ちゃんが、こっちはダメだ!と引き返すように促す。
仕方がない。
最後の手段だ。
蛇道と言われる横道に入る。
真っすぐ行くと村に行くのだが、あまりにも人気が無いところがずっと続くし、先日の台風の影響で倒木が多いので子供には絶対に使わないように言っている道だ。
途中低いところが一か所ある。
やはり水が溜まっているが、躊躇したらエンジンが止まるので一気に抜けていくことにする。
心配していた倒木は片付かれれていたので何とか蛇道を抜けて比較的大きな道に出る。
が、喜んだのもつかの間、すぐに坂を下ったところで自動車が車に浸かって立ち往生している。
そこを通らずには行けない。
どうするか。
さすがに無理かもしれない。
でも行くしかないか。
とここも一気に抜けると、反対側にはKEEP OUTのテープが張ってある。
反対側には無かったのは、こちらには人がいるとは思っていないか。
そもそも警察も渡らなかったからだろう。
テープが邪魔なので長女にテープを持ち上げて外へ出る。
この写真は出た後を後ろ向きで写したものだけど、下にいる車は動けなくなっている奴。
そして最後の難関。
我が家の前の低地。
もう完全に川です。
さすがにこの中に車を突っ込むとヤバいです。
どうしよう
閃いた!
実はここは いつか育苗ハウスを作る予定の第六農園の横。
ここに車を置いて歩けばいいじゃん。
と言うことで車を乗り捨てて歩いて帰りました。
無事長男以外は揃いました。
翌朝の光景。
なんか神々しい朝が来た。
因みに俺は発熱で寝込んでいます。
まー、そんなわけで今回もそこそこ大変でした。
体調もやや回復して、昨日から畑に出ています。
大雨前にそばスプラウト用のタネを播いて雨で土が固められないように不織布でカバーしていたのですが、見事にアウトです。
今更効果があるか判りませんが、とりあえず土を崩しておきました。
ソバはタネの時から湿害に弱いので、播種後雨が続くとこのようにカビが生えて発芽しなくなります(><
今年は暑いのでのんびりしていましたが、あまりのんびりしていると時期を逃すのでソラマメの準備をすることにしました。
今年は直播を考えていたのですが、予定していた第九農園は良く考えたらウサギだらけ。
枝豆はすぐに食われたけど、ソラマメはどうなんだろう?
失敗すると嫌なので苗づくりにしました。
およそ400株仕込みました。
本気です
←応援してくれる方はポチっとお願いします
←さらに余裕があればこちらもぽちっと
コメント
コメント一覧 (2)
次から次へと大変でしたね!
水害の避難経路の確保は大事ですね。長女ちゃん無事でよかった!傘をさして歩く姿がGuuさんと一緒だから安心して楽しそうに見えたのでホッとしました。
野菜達も頑張っていたようで良かったです。
aluluさん、こんいちは。
今回の大雨は避難経路を真剣に考えるいい機会になりました。
今までも何度か考えたことがあったけど、実際に遭遇してみると穴だらけだなと思いました。