昨日はギリシャからイチジクの種が届きました

イチジクの生態はちょっと変わってて、イロイロ蘊蓄があるのですが、今回の件で関係するのは日本では種子が手に入らないということです
何故なら、イチジクはイチジクコバチという蜂によってのみ受粉がせれるのですが、日本にはその蜂が居ないため受粉が出来ず、実は全て未受粉となります。
その結果、種子は出来ないため一般的には実生を育成することができません。
なので新品種が日本で生まれるには枝替わりとか、遺伝子操作が必要となります。
一般の栽培家は残念ですがそんなことができません。
※実際にはもっと複雑な生態があり、絶対に交配できないかというとそうでもないみたいです。
そこで海外のイチジクコバチの居る地域からイチジクの種子を購入しました。
新品種のロマンを感じたいからです

とりよせた種子は3種類
イタリアンエバービーリング、ハニー、それと日本でもよく知られているブラウンターキーから採種した種子です。
これらからどんなイチジクができるのでしょうか?
ロマンを感じずには居られません
イチジクは挿木の場合、早いと翌年(ホワイトイスキアは当年)から結実しますが、実生は何年かかるのでしょうかね
日本での実生による情報は、少ないのと判りません。
いずれ英語圏での情報収集が必要かもしれませんね。
とりあえず3年以内で結実してくれると嬉しいです。

種はこんな感じでとても小さいです
イメージ的にはイチゴやモロヘイヤぐらいのサイズですかね
今回は9cmのセルポットに5,6粒撒きます
発芽率も判らなければ、発芽条件も判りません。
失敗しても巻き直せるように種子を節約します。

土はホームセンターの激安培養土です
どこに撒いたか判りますか?

判りやすいように丸を付けてみましたが、重要な情報ではありません
嫌光性か好光性か判らないので、中途半端にぱらっと培養土をかけ、いつものように上からぎゅうぎゅう押し込んで完成。
簡易ビニール温室に入れておきました
昨日と同様に今朝も雨が降っているので、秋冬野菜の仕込みの続きをしました。

カリブロと書いてありますが、これは商品名で、ロマネスコです
ロマネスコは、ほぼ毎年作っているのですが、種が高いですね
これは安い方でした。

でも、これっぽっちしか入っていません
これでも多いほうです。他社のはもっとちこっとしか入っていないので損した感が強いです
この量なら、我が家分だけなら3年はもちます

こちらはブロッコリー
ブロッコリーはキャベツと同様に安い部類に入ると思います
1袋買うと10年分ぐらいの種子が入っています。
この種子も3年前ぐらいのものです
ちなみに果樹などのデカい種以外は、冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと、ほぼ永遠に持ちます
もちろん冷凍の方が長持ちしますが、我が家では庫内スペースの関係で冷蔵庫保管としています。

今回は、ポット上げなどせずに植付まで同じセルトレイを使うので大きめの4×4のセルトレイを使用しました
土を入れ、ぎゅぎゅと押し固め、その上に種子を置いて、培養土をパラッとかけて、また上から押し固めるという方法です。
培養土は事前に濡らしておきましょう(今回は元々濡れているので灌水は全くしてません)
培養土を押し固める作業を知らない人が多いです(俺の周りだけ?)
この押し固めることで種子と土が密着し水分伝達が適切に行われ、発芽率も上がりますし、その後の生育も土台ががっしりするので根の張りも良くなります。
特に市販の培養土はピートモスのおかげでフワフワしていますので、この「押し固める」作業は重要作業だと思います。
と、言うわけで本日の作業はおしまいです

バナーネの最後の夏果が完熟したので長女と分けて食べました。
酸味と甘みのバランスが取れていて上品な味でした
バナーネの夏果は大きさばかりでまずいという人が多いですが、梅雨時に熟すの水っぽくなりやすいからだと思います。
数日雨が降らないまま完熟させた実は旨いです。
今回は、少し雨に降られましたが、熟期前数日は晴れてた時間が多かったので良かったのだと思います。

カリブロ花椰菜

ブロッコリー緑嶺

バローネ(バナーネ)

イチジクの生態はちょっと変わってて、イロイロ蘊蓄があるのですが、今回の件で関係するのは日本では種子が手に入らないということです
何故なら、イチジクはイチジクコバチという蜂によってのみ受粉がせれるのですが、日本にはその蜂が居ないため受粉が出来ず、実は全て未受粉となります。
その結果、種子は出来ないため一般的には実生を育成することができません。
なので新品種が日本で生まれるには枝替わりとか、遺伝子操作が必要となります。
一般の栽培家は残念ですがそんなことができません。
※実際にはもっと複雑な生態があり、絶対に交配できないかというとそうでもないみたいです。
そこで海外のイチジクコバチの居る地域からイチジクの種子を購入しました。
新品種のロマンを感じたいからです

とりよせた種子は3種類
イタリアンエバービーリング、ハニー、それと日本でもよく知られているブラウンターキーから採種した種子です。
これらからどんなイチジクができるのでしょうか?
ロマンを感じずには居られません
イチジクは挿木の場合、早いと翌年(ホワイトイスキアは当年)から結実しますが、実生は何年かかるのでしょうかね
日本での実生による情報は、少ないのと判りません。
いずれ英語圏での情報収集が必要かもしれませんね。
とりあえず3年以内で結実してくれると嬉しいです。

種はこんな感じでとても小さいです
イメージ的にはイチゴやモロヘイヤぐらいのサイズですかね
今回は9cmのセルポットに5,6粒撒きます
発芽率も判らなければ、発芽条件も判りません。
失敗しても巻き直せるように種子を節約します。

土はホームセンターの激安培養土です
どこに撒いたか判りますか?

判りやすいように丸を付けてみましたが、重要な情報ではありません
嫌光性か好光性か判らないので、中途半端にぱらっと培養土をかけ、いつものように上からぎゅうぎゅう押し込んで完成。
簡易ビニール温室に入れておきました
昨日と同様に今朝も雨が降っているので、秋冬野菜の仕込みの続きをしました。

カリブロと書いてありますが、これは商品名で、ロマネスコです
ロマネスコは、ほぼ毎年作っているのですが、種が高いですね
これは安い方でした。

でも、これっぽっちしか入っていません
これでも多いほうです。他社のはもっとちこっとしか入っていないので損した感が強いです
この量なら、我が家分だけなら3年はもちます

こちらはブロッコリー
ブロッコリーはキャベツと同様に安い部類に入ると思います
1袋買うと10年分ぐらいの種子が入っています。
この種子も3年前ぐらいのものです
ちなみに果樹などのデカい種以外は、冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと、ほぼ永遠に持ちます
もちろん冷凍の方が長持ちしますが、我が家では庫内スペースの関係で冷蔵庫保管としています。

今回は、ポット上げなどせずに植付まで同じセルトレイを使うので大きめの4×4のセルトレイを使用しました
土を入れ、ぎゅぎゅと押し固め、その上に種子を置いて、培養土をパラッとかけて、また上から押し固めるという方法です。
培養土は事前に濡らしておきましょう(今回は元々濡れているので灌水は全くしてません)
培養土を押し固める作業を知らない人が多いです(俺の周りだけ?)
この押し固めることで種子と土が密着し水分伝達が適切に行われ、発芽率も上がりますし、その後の生育も土台ががっしりするので根の張りも良くなります。
特に市販の培養土はピートモスのおかげでフワフワしていますので、この「押し固める」作業は重要作業だと思います。
と、言うわけで本日の作業はおしまいです

バナーネの最後の夏果が完熟したので長女と分けて食べました。
酸味と甘みのバランスが取れていて上品な味でした
バナーネの夏果は大きさばかりでまずいという人が多いですが、梅雨時に熟すの水っぽくなりやすいからだと思います。
数日雨が降らないまま完熟させた実は旨いです。
今回は、少し雨に降られましたが、熟期前数日は晴れてた時間が多かったので良かったのだと思います。

カリブロ花椰菜

ブロッコリー緑嶺

バローネ(バナーネ)


コメント
コメント一覧 (6)
イチジクの実生、ロマンありますね~♪
私もかつてヨーロッパとかを歩き回って市場でいちしがすごく美味しかったです。
今たくさんのイチジクを育てていますが、鳥に食べられてまだ私が食べていない品種も多いです。
で実生なんですが、今回はオオバイチジクという種類の種を取り寄せ、今日ポットに撒きました。うんと小さな種です。本当にイチゴの種みたいです。たぶん嫌光性らしいので、遮光してます。
実生はロマンですよね。
去年撒いた第一弾イチジクは、すでに挿木1年生程度に育って冬越し成功です。
秋に撒いた第二弾も5センチ程度で冬越ししました。
今年は第三弾として海外人気で国内にまだないブラックマデイラという品種を撒いてみるつもりです。
オオバイチジクも楽しみですね
私も以前知った時にいずれやってみたいと思ってました。
是非とも成長経過を教えてください m(__)m
私はイチジクは嫌光性らしいと書きましたが、↓のサイトでは好光性となっていますね。
https://madscientisthiddy.blog/2018/01/19/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E8%8F%9C%E5%9C%92%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E6%B5%81%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%81%AE%E5%93%81%E7%A8%AE%E6%94%B9%E8%89%AF/
ただしオオバイチジクは青空マルシェのサイトを見る限りでは嫌光性らしいです。
実生イチジクは3回にわたり50株ぐらい作りましたが、光感受性は強くないと思います。
光があっても無くても発芽するので、どっちかに属すると思っている人たちが思い込んでいるのでは?という説に1票です(^^;;
とはいえ、教えてくれたブログは面白いですね
気に入りました(^^
オオバイチジクのタネは青空マルシェで買ったのですか?
私もよくそこで買いますが、果樹はほとんど発芽はしませんね(^^;
一般的な果樹のタネは乾燥させると発芽率が極端に落ちるのですが、イチジク系は野菜と同じなので大丈夫と思います。
でも、柿のタネのような形状のものを買うときは、採取年を問い合わせた方がいいかもしれません
、こんにちは&ありがとうございます!
イチジクの実生、50株も作られたのですか!
オオバイチジクの種、私はヤフオクで落札しました。送料込みで300円ですみました。マルシェは高い上にいろいろ費用がかさむので(>_<)
送料込みで300円は安いですね
タネをたくさん出している人かな?
以前ステビアのタネを買ったことある方かもしれません(^^
早く発芽するといいですね
俺も近々仕入れてあるイチジクのタネを仕込みます(^^