
まずは昨晩の仕込み。

伝説の自然栽培の実践者、福岡正信さんが輩出した陸稲のハッピーヒル(福岡さんの名前が語源)のウルチとモチが手に張ったので、温浴消毒をします。
60度のお湯に10分つけて、その後冷却します。
陸稲も4年目なのでこの作業も慣れてきました。
福岡さんと言えば、不耕起・無肥料・無農薬・無除草の超自然農法で有名ですが、この方の著作を読むと農薬も肥料も使っています(^^;;
いったいどっちなんだ~~!って思いますよね
ほかには「タネ団子」なんかも有名です。
いろんなタネを泥団子に混ぜて投げておけば、環境に適したものが自然に生えるという技ですが、食べたいものを採れないのでは、採取と変わらないのでは?と思ってしまいます。
俺の趣向は、自然農法や有機栽培に向いていますが、目的は美味しい食べ物を食べ放題にするのが第一なので、「自然農法だからまずくても良いよね~~」とか「有機だから、収量が少なくてもOK」とまではいきません。
可能なら労力とお金がかからず、一番おいしい物が、簡単に沢山出来ることが重要です。
試しに俺の価値序列をつけてみます。
1.美味しい事
2.たくさん出来ること
3.金銭コストが低い事
4.低労力であること
ということで、自然農法や有機農法は上記を満たせる場合に採用したりしています。
で、この温浴消毒も、化学農薬を使わない2、3と4に影響しますので採用している処理になります。
というわけで、昨晩の話終わり。
今朝。
やや曇り。
夕方からは寒くなり雨が降るそうです。

昨日はソラマメを収穫できなかったので、ソラマメから収穫です。
因みに無人販売は収穫当日と翌日、原則2日間しかおきません。
なので、昨日は一昨日のものが置いてあったのですが、売り上げは600円でした。
すくねーな。と思うでしょうが、俺的には大健闘です(^^;;

しかし稼ぎ頭のソラマメも、今年は3段目ぐらいまでしか実がついておらず、今週中には撤収の予感です。

こんなに沢山ついているんだけどね。

とりあえず収穫かごいっぱいにとりました。
売れる以上にあります。

こっちは販売しないで自家消費のみの玉ねぎ。
玉ねぎは割りに合わないので一生販売しないかもしれません(^^;;

レタスも3玉収穫。
結球野菜は虫が入り込むのであまり売れません。
でもかなり仕込んだし、次から次へと収穫期を迎えて困っていました。
隣のお母さんが欲しがっていたので、タダでもっていきます(^^

ズッキーニがめり込んでいました。

俺の好みからは少々小さいですが、株の育成のため早々に初収穫です。

ニンニクに急激にさび病が蔓延してきました。
それもそのはず。
もう生長期間が終了して栄養のほとんどが球根に流転しています。
株が寿命を迎えるので、病気にかかりやすくなっています。
老人が病気がちになるのと同じです。
そろそろ収穫時期です。

試し掘りしてみました。
かなりデカいです。
今まで見たことないぐらいのサイズです。

左がだいたい売っているぐらいのサイズです。
右のでかさがわかりますか?
大玉品種に負けていない。。。というかそれ以上のサイズです(^^v
第三農園でのミッションはこのほかキャベツ収穫4玉とマノアレタスとアスパラに軽く追肥して終了。
早々に帰って陳列しないと。
途中で第八農園へ寄ります。

陸稲が一直線に芽を出しています。
おれの畑では、この直線は珍しいです(^^;;

播種後、強い雨が降って地面をたたき固められたので、半分ぐらいしか地上に至らなかったけど、それも計算のうちで、密に播種していて良かった(^^v

これはカボチャと間違われて植えられたズッキーニ・・・・。
ズッキーニがあると毎日見回らないといけないんだよね~~
それが面倒だから、毎日見回る野菜は第二と第三に集中させたのに・・・orz

こっちは本物のカボチャ。
シュガーパイパンプキンだと思われます。
そろそろ摘心しておきます。

ついでに親づるについた雌花を欠いておきます。
で、帰宅。

レタスを洗います。
水を張ってひっくり返しておけば、中に入り込んでいるヨトウムシが溺れ死にします。

残りの時間は苗に散水と昨日ホームセンターで梨用の袋を買ってきたので、袋がかかっていないものに袋掛けします。
因みに今までモモ用の袋を使っていました(^^;;

が・・・・・速攻で実を落としてしましました(TT

とりあえず今はゴミツリーのような状態になってます(^^;;
で、ここから出勤なんですが、途中で第五農園に巡視のため寄りました。

完全放置で、麦踏さえしなかった小麦ですが、なんとなく収穫できそうな雰囲気になってきました。
それはそれで面倒だな~~って感じです。
穀物は、収穫以降が面倒なので、かなり高いモチベーションが無いときついです(><

肥料とかもやってないけどね。
それなりに出来るもんですね。

一方、こちらはタイガーナッツ・・・・。

おお、発芽してしているな。思いきや、ほとんどが雑草。

発芽はほんの数本・・・・。
何が悪かったのだろう・・・・。
残りのタネ球で苗を急きょ作るか。

こちらは山わさびライン。
かなり雑草が出てきたので、そろそろ除草しなければ。
因みに所々にある小さい白い花は去年のこぼれ種から出たソバです。

これは種根で植えたキクイモ。
成長が早いです。

一方、こっちは移植組。
どうやらキクイモは移植に弱いようです。

これはブドウの挿木苗を作っている寝床です。
ざっと見た感じ今のところ問題ないようです。
ということで、見ただけなので3分で終了。


コメント
コメント一覧 (6)
カボチャ畑のズッキーニは受粉の手助けもしてるんですか?しなくてすむなら収穫だけに行くのですむのにご苦労様ですねww
ニンニクも空豆も立派!!aluluの数本のニンニクは試し取りしたら収穫が終わっちゃいますww・・・Guuさんのようにたくさんはいりませんがあると便利なニンニク!そうそう昨年のがまだ冷凍室にあった!Guuさんの大量ニンニクは販売もするんですか?まさかあんなでかいの数個入れて100円じゃないでしょうね?国産ニンニク高いんだよ~
そうそう、今度植える麦は裸麦(もち麦)っていうのを一番少量ネットで予約しました。
今年は普通の麦を刈って干してる間に鳩に食べてもらいましたがww・・・欲しいのは敷き藁だったので
鳩が味をしめて狭い畑の種をねらっては困るので裸麦なら収穫した後の処理、お米と炊けると思ったんですが考えが甘いでしょうか?裸麦って脱穀しなくていいと踏んだんですが脱穀するのかしら?
ズッキーニは放置です。
隣のカボチャの花粉で勝手に受粉してくれればと思います。
それでもズッキーニは最盛期は2回に1本収穫できるので、2日置きに見に行かないといけなくなりますね。
大失敗(収穫しないで放置するという選択肢はない)
我が家ではニンニクはそれなりに使ってしまうので、販売したくは無いのですが、去年始めたばかりの頃客寄せに1球100円で置いていたら、毎日完売していました。
誰が買っているのは判らなかったのですが、最近数人から「早くニンニクだしてよ~私買っていたのに~~」と声をかけられました。
楽しみにしている人がいるというのは張り合いなので、さすがに数個100円にはしませんが、お茶濁し程度に置いておこうと思います。
裸もちは六条系大麦ですよね
一昨年、ダイシモチという赤いハダカムギ栽培して、収穫して倉庫で放置で終わりました。
因みに背が低いので、敷き藁用途には使いづらいかもしれません(^^;;
脱穀は必要です。
不要なのは脱っぷ(だっぷ)ですね。
小麦と同様に脱穀時に皮がはがれるので、お米の籾摺りに該当する工程が要りません。
なので、精麦の必要もないので、おっしゃるようにそのままご飯と炊けます。
問題は、脱穀(穂から麦を落とす工程)です・・・・。
量が少ないと良いですが、ある程度あると湿度の高い時期の作業なので大変です。
そのトラウマから、俺は足踏み脱穀機を買ったのですから・・・・(^^;;
敷き藁にしたいので品種は弥富モチで背丈は90センチほどだと思います。
考えなしだわ~ww
俺が栽培したダイシモチは50センチぐらいだったので・・・。
どのぐらい栽培するか判りませんが、脱穀機なしで脱穀するなら、カラカラに乾燥させて、ビール瓶とかで穂を叩くのが簡単です。
乾燥状態が低いとなかなか脱粒しないので、きちんと乾燥させる必要がありますが、収穫時期が梅雨直前になるので、その辺が運任せになっちゃいますね(^^;;
凄い種類の作物を作られていますね。
何時もながらに感心いたします。
当地でも昔は大麦、小麦を作っている農家さんが多かったのですが、
今は殆ど見かけなくなりました。
麦藁は稲藁よりも水弾きが良いので野菜のマルチに最高です。
>麦藁は稲藁よりも水弾きが良いので野菜のマルチに最高です。
良い事を聞きました。
この蘊蓄使わせてもらいます(^^