先ずは昨日の夕方の話。


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家に帰るとギリギリまだ少し明るかったので庭の探索。
そこで小さいけどきれいなナシの夏しずくを2個拾いました。
(爪きたね~な)

落ちているのできっと完熟だよね?

ということで一口がぶりっ!

皮に渋みがあるものの、一応ナシの甘み。

でも「超うまっ!」ってレベルじゃない。
身も硬いし完熟では無いようです。


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糖度は11度。スイカぐらいですかね。

しかしこの食べかけを狙っていたのが長女。

俺がもういいや。といった途端、奪って食べてしまいました。
しかも芯もほとんど残らぬほどに・・・・。

お風呂から出てきた、次女。

もう一つの方を同じように芯が残らぬほど食べつくしました(^^;;

この二人のフルーツ好きは俺譲りのようです。

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そして今朝の第二農園。

もう書くのも飽きてきましたが、キュウリの収穫から始まります。

そしてナスの収穫も。

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これは大長のようです。
今日収穫しても良いのですが、あと2日ほどまってフルサイズにしてから収穫することにしました。


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おや?
フィレンツェが青枯れ病でしょうか?
手前側は萎びてますが、奥の方はピンピンしています。



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よく見ると、二つに分岐しているところでメイガの幼虫に入られたようです。

ラッキーにも、分岐の上で入られているので、もう片方は無事というわけです。

っこれがもう少し下だったら、この株は役に立たなくなっていた事でしょう。

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分岐のところで、萎びている枝を切除。

茎の中が空洞になっています。

この中にメイガの幼虫が居ます。

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茎を裂いていくと出てきました。

他の茎に移動しないようにここで引導を渡しておきます。

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そして何事もなかったかのような株になりました(^^;;


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炎天下の中、水不足にも関わらず第二弾キュウリはすくすく成長しています。

来週あたりから収穫開始できそうです。

第一弾もまだ元気なので、近所の皆さんもっとキュウリを買ってください!
買ってくれなくてもいいから貰ってください m(__)m

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シカクマメはこんな感じ。

家に帰る途中、お隣のお母さんに遭遇。
この家は農家じゃないけど、庭でちょとだけナス、キュウリ、トマトを植えています。
まぁ、まともに成長していないのは見てわかるけど、念のため「キュウリは足りてますか?」と尋ねると、「まあ、嬉しい」とあげるという前に寄ってきました(^^;;

まぁ、貰ってほしいんですけどね。

5,6本手渡すと、「ハウスで作っているの?」と。

「いえ、普通の露地ですよ」と答えると、「え?どうして?」と。

自分の家のキュウリが調子悪いのはハウスじゃないからだと思っているらしい・・・(^^;;;;

もっともお隣さんはただ植えているだけで、取れたらラッキー的に思っているのだと推測しているので、あえて細かい手入れ方法は言わなかった。
きっと余計なお世話だし(><

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イチジクのドーフィンが熟していました。
適期は明日かな?とも思ったのですが、また爆発して食べられなくなると嫌なので収穫。

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樹の下の方に隠れたバナーネの夏果も見つけたので収穫。

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バナーネと比べてこの大きさ。
今日のドーフィンは一味違う。

この実を収穫している間にカミキリムシを2匹ほど退治したので、少し離れたネグロラルゴとホワイトイスキアのところも見回っておきます。

そういえばネグロラルゴですが、この木はホワイトイスキアと一緒にエムソン企画の苗がホームセンターで投げ売りされていたのを数年前に植えたものです。

ですが、購入時のラベルにはネグロラルゴではなくネルゴラルゴと記載しました。
現在のカタログでもネルゴラルゴとなっています。

しかし、ネルゴラルゴという表記に品種はこのエムソン企画のものだけで、他社や海外サイトではネグロラルゴ(NEGRO LARGO)と記載されています。

普通に考えて同じものだと思えます。
海外種ではカタカナにした時の音の表現の違いなどで良く起こる事例でもあります。

いや、本当はネグロラルゴなんだけど、エムソン企画が間違ってネルゴラルゴと表記してしまったという解釈が自然だと思うし、俺はそうだとばかり思っていました。

が。。。。いろいろな特徴がネグロラルゴと一致しない・・・・。

イチジクの品種の同定方法は遺伝子検査以外なら、木や葉や果実の見た目などで判断しますが、数々のサイトで見るネグロラルゴと我が家にあるエムソンのネルゴラルゴとはかなり違って見えます。

不思議ななぁと思っていたのですが、どこかのブログでエムソンのネルゴラルゴは、ネグロラルゴではなく、ビオレソリエスなのでは?的な記事を見つけました。

言われてみれば、実がつきづらいとか、秋果専用、樹勢が強いなどは俺の観察とビオレソリエスとは一致します。

イチジクは品種により葉に特徴が出やすいので、葉で品種を特定する人が多いですが、実は期の成長ステージで葉の形状は定まらないし、同じ時期の葉でも全く違った様相を見せることもあります。


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上記二枚は今朝撮影した我が家のネルゴラルゴの葉です。
同じ木の葉なのに上下でまったく特徴を異にしています。
下の葉は極大で切れ込みが少なく蓬莱柿のようですが、上の葉は結構しっかり切れ込みがあります。
とはいえ、バナーネやブルンスウィックほど細くなく、一番多いタイプの葉になります。

同じ株から、こんなにも違った形の葉が出来るので、よほど特徴のある品種でない限り葉だけの同定は意味がありません。

また実の形状もけっこう違いが出てきます。

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2017年の実

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2017年の実


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今年の実。

年々、ビオレソリエスの形になっていると思われます。

因みにネグロラルゴは卵型だそうです。

なので扁平の実であることもネグロラルゴとは違います。

判りやすくジーンバンクの登録情報と我が家のネルゴラルゴの特徴を比べてみました。


  ネグロラルゴ ビオレソリエス ネルゴラルゴ
樹姿 中間 直立 直立
樹勢
新梢の粗密
新梢の長さ 極長 極長 極長
新梢の太さ 極太 極太 極太
新梢の節間長 極長 極長 極長
新梢の色 灰褐
新梢の皮目の形 楕円~円 楕円~円
新梢皮目の大きさ
葉形 円形 円形 円形 & 手形
葉の大きさ 極大
果形 扁円 扁円
果実の大きさ
果梗の長さ 極短
果皮の色 橙褐 紫黒 紫黒
果脈の密度
果頂部目の大きさ
果頂部りん片の開閉 閉~開 閉~開
花托の色 乳白 淡桃白 淡桃白
花托の厚さ
果汁の糖含量(Brix)
果汁の酸味(pH)

こう見ると我が家のネルゴラルゴは限りなくネグロラルゴよりビオレソリエスに近いと思えます。

ビオレソリエスとネグロラルゴのサンプルがあればいいのですが・・・・

ビオレソリエスは第四農園へ植えていますが、まだ特徴が判るほど成長していませんし、ネグロラルゴは、持っているとばかりに思っていたので、コレクションの追加予定にすら入れていませんでした。

これは近いうちに手に入れてはっきりさせたいものです。

だいぶネルゴラルゴの正体について語ってしまいましたが、これはここ数日気になっていたことで、今日本当に書きたかったのは、これ。
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いったいいつごろまで発生した実がこの地では熟までいけるのか?というのをざっくり知りたいので、先端付近の実が発生している所に今日の日付のラベルをつけました。

この日を目安に冬が来るまで収穫できる発生日のあたりをつけられれば、来年以降は熟さないであろう実は除去してしまえば、残った実の肥大や糖度アップにも繋がると考えました。

と、いうことでこれはバナーネ。

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ネルゴラルゴ

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ホワイトイスキア。

第四農園のものは追ってラベルをつけに行きます。


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さて、さきほど収穫した桝井ドーフィンとバナーネですが、次女と二人で全部食べちゃいました。

夏果なので糖度を測るつもりは無かったのですが、なぜか4歳の次女は糖度を測るのが大好きで、糖度計を出してきました(^^;;

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桝井ドーフィン18度。

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バナーネ17度。

まぁ、夏果らしい低めの糖度でした。

それでも特に桝井ドーフィンは懐かしく感じるぐらいイチジクの味で満足しました。

本日は、農業委員会に相談に行くので、畑で体力消耗できません。
なので、畑には行かず育苗業に勤しみました。

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前回撒いたロマネスコ。
2週間たったのに、1つも発芽しません。
このタネは去年も1個も発芽しませんでした。

まだ残っていますが、流石に捨てます。ムカツク。

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なので、新しく買ってきたタネを同ポットに播き直しました。

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それとブロッコリーも。

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これは去年挿木した野生選抜のコウゾ。

20本ぐらい挿して、1株だけ残りました。

これを鉢増ししたいと思います。

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一時はダメかな~と思ってましたが、こんなに立派な根になりました。

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来年3月の定植まで、プラ鉢に植えておきます。
いびつな形に育っているので、角度を変えて真っすぐ上に伸びているようにします。

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完成です。

しばらく育苗ハウスで養生します。

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それと前回4株でやめたキウイの実生の鉢あげ。


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とりあぜう48株分作りましたが、まだまだ余っています。

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最後に桃の袋をとります。

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残ったモモは少ないですが、なんとか収穫まで行きたいです。

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因みに毎年1個づつのみ収穫できていたひなの滝ですが、今年は全滅しました。
1個も食べられません(TT

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