昨日のサトイモの疫病の件が気になります。
色々調べると思った以上に厄介です。
比較的最近確認された病気なので、登録農薬も少ないし、感染経路も疑わしいというだけで正確にはわかっていないようです。
その癖、伝播は早く被害は甚大な病気のようです。
あっと言う間に全滅なんて言うのもあるらしいです。
なので日ごろからの防除と、罹患後の早急の手当てが必要と言うことが判りました。
宮崎県あたりが蔓延が早かったのですが、全国のサトイモの産地で流行っているらしいです。
因みに千葉県は里芋の生産量が高く。独自品種の「ちば丸」やオールラウンダーの「土だれ」などがあります。
ウチの周りのほとんどの農家と家庭菜園家は里芋を作っているぐらい里芋が盛んです。
なので千葉県の警戒情報をリンクしておきますので、お勉強しておいてください。
で、結論としては、重曹やセスキは予防では使えるかもしれないが、一旦発病後は、現在のところアミスター20しか登録がありません。
しかも素早く散布しないと手遅れになるようです。
自分の畑だけならともかく、回り中里芋をやっているのでうつすかもしれません。
ご近所の農家のことを考えると、農薬を使いたくないとかは言ってられないので、農薬が豊富なホームセンターに電話して在庫を確認して、昨日の会社帰りに買ってきました。
3650円也・・・・。すっげーーー高い。その癖、俺の場合他に使う用途は無さそう(TT
アミスター20フロアブル 250ml
と言うことで、今朝はこいつを撒く話です。
まずは昼休みに別のホームセンターで買ってきた重い肥料を全部第七農園へ搬入。
とりあえずおきっぱで、耕運する時に開封して散布します。
そして急いで里芋のところへ。
昨日から、感染は広がっていないようですが、油断はできません。
先ずは摘葉します。
理由は以下の通りです。
1.薬がかかりやすくする
2.風通しを良くする。
3.弱った葉は病気になりやすいので、傷んだ葉や地面すれすれの葉は除去。
傷んだり、地面すれすれとはこんな葉です。
こんなのも光合成能力が下がっているのでリスクでしかないため除去。
やたらとヨトウムシが多いな・・・・。
ぐっは!(><
コロニーまである。
スセジスズメガの幼虫も沢山。
こんなことなら、薬液にBT剤を入れてくるんだった。
とりあえず見つけたものは全部潰しながら摘葉をしました。
残渣は、近くに置くと感染源になるので、とりあえず20メートル離れたところに移動。
スコップを持って来て埋める予定でしたが、忘れました(^^;;;
なので、とりあえず離すだけです。
この後、アミスター20を2000倍。トップジンを250倍希釈で噴霧し、株元の苦土石灰をてんこ盛りで播いてきました。
お次の仕事は隣の第七農園のラストスイカのお世話です。
せっかく大量の稲わらが手に入ったので使わない手はありません。
ついでにこいつでツルの固定もします。
台風のたびにぶん回されないようにU字にまげたハリガネで弦を固定しました。
既に受粉し肥大が始まっているものがありました。
もう数日したら、それ以降の雌花は見つけたら全部取り除きます。
どうせ間に合わなくなるので、栄養を出来るだけ集中するためです。
隣はソバ畑。
ソバほ花は独特の匂いがあるため、ハチの誘引力は高いので、おのずとスイカの実付きもよくなります。
最初っから考えていたわけではなく、今気が付きました(^^;;
と言うことで、波状攻撃第二弾の最期のスイカを収穫して撤収です。
こちらは第三農園。
大根の発芽はバッチリなのですが、その前がキュウリ畝だったのでこぼれ種で沢山のキュウリも一緒の発芽しています。
邪魔になるので全部取らないと・・・。
誰かの横顔ににたナスを発見!
誰かって誰だよ?
シカクマメが加速しています。
日を追うごとに花や実が増えていますが、重みで棚が壊れそうになってます(><
と言うわけで、文書ほど簡単ではない本日の作業が終了しました。
空気はめっきり秋です。
この間まで早く涼しくなれ!と思っていましたが、かなり焦っています(><
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コメント
コメント一覧 (2)
里芋心配ですね!
Guuさんの里芋の写真と同じ症状の出ている里芋を今朝の通勤の時に見かけましたが・・・1株の半数の以上の葉に症状があるにもかかわらずそのままでした。大丈夫?
まあ、家庭菜園の規模でしたが・・・Guuさんが心配されてるように周辺の里芋に被害ってことになりかねないですね。
除去した葉は土に戻して大丈夫なんですか?よく畑の外へ!って言われてる様な病気ではないのでしょうか?
しかし、あっという間に全滅って言葉が恐ろしい・・・
冬スイカは1個は食べれそうですね!
aluluの四角豆はやっぱり雨のため実がついてないんですよね~・・・ゴーヤも・・・Guuさん嫌いだから興味ないかなww
でもゴーヤの佃煮美味しいんだよ~
サトイモ疫病は破壊力が凄まじいらしく、地域のよっては家庭菜園の人にさえ、農薬の補助金をだすらしいです。
タネ芋にも感染しているらしいので蔓延すれば日本で里芋がつくられなくなるかもしれません(><
>除去した葉は土に戻して大丈夫なんですか?
基本的にはどっか遠くへもっていった方がいいです。
しかしかさばるので深く埋めちゃうのが次点で良い方法らしいです。
でも、明後日ゴミの日だから出しちゃおうかな~
一番初めに感染した株は、隣の畑のひとが耕運する時に土をおれの畑に飛び散らかし、それがかかった株でした。
しかもその畑の残渣置き場・・・・。
この畑は今年からなので、去年の事は判りませんが、周りで発生していたのかもしれませんね。
怖いのは新しすぎて皆気が付かないので、無対策というのが怖いです(><
それにしてもバジルベト病、トマト黄化葉巻病といい、新しめの病気に高確率で引っかかってます(><
そちらはまた雨らしいですね
シカクマメってマメ科なので花が咲いたときには受粉しているはずですので、日照不足で結実しないんでしょうね。
ゴーヤは・・・・・・・・いいや・・・(^^;;;
そういえば森のゴーヤが遠くからちょっとだけ見えて気がしました(一昨日)