またしても夜に雨が降ったらしい。
あたり一帯は濡れています。

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本日の作業は、第七農園のキャベツを一気に巻かせるために不織布トンネルをしようと思ってダイソーで不織布を買い占めてきたのですが、トンネル支柱に使うパッカーが足りません。

前回、全部使ったの忘れていました。

仕方ない。

トンネルに入れる前に最期のBT剤を使おうと持ってきたので、それをやることに。


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それにしても2週間空いてしまうとやはりアオムシが発生しています。
成長したアオムシにはBT剤が効かないので、見つけ次第捕殺します。


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同じ畝に晩生の白菜も植えているのですが、定植も遅かったため第三農園の白菜と違ってダイコンサルハムシの食害にあわず、きれいな葉のまま巻き始めました。
こちらは1月以降収穫の予定なので、良い感じです。


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ダイコンサルハムシの代わりにアブラムシがびっしりの株がいくつか見られます。
とりあえずテントウムシの幼虫が取り付いているので彼らに任せます。

とりあえず畝を2周して、アオムシを駆除して回りました。

これ以上この畑に居ても何もできないので、屑サツマイモを持って第三農園へ移動。

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まずはヤギのところにクズ芋をもって行って癒される。


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BT剤が余っていたので、ロマネスコ、ブロッコリー、芽キャベツにも噴霧してあげます。


その後、同じようにアオムシ駆除に入ります。

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食害痕跡や糞があるところを徹底的に探します。

特に生長点に近いところは放置できません。

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ブロッコリーとロマネスコは同じ畝に隣り合わせて植えているのですが、ブロッコリーよりロマネスコの方がアオムシが沢山ついています。

またいつも思うのですが、白菜は他のアブラナ科の野菜(キャベツやブロッコリー)に比べてアオムシが少ないと思います。
むしろ白菜はヨトウムシがキャベツより多いような・・・。


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家に帰り、先日届いた果樹苗のうち、地掘り苗は仮植しておきました。
まだどこに植えるかも考えていないしね・・・(^^;;


さて、今日の作業はこれでおしまいですが、ちょっと面白そうな話があるので触れておこうと思います。

この話の一部は既に投稿したかもしれませんが、改めて一連の流れとして書きます。

去年の12月、俺の所属する蕎麦打ち同好会が、公民館側に依頼されて蕎麦打ち体験教室をやりました。
これは毎年の行事らしいですが、去年より入会した俺は初めての経験でした。

定員8名の受講者に対して、師匠がデモ打ち披露し、その後各作業台で会員が受講者に対してマンツーマンで教えるスタイルです。

と言うわけで、恥ずかしながら俺もインストラクターしたわけです。

俺の担当はガハハ系のおばちゃんでした。
上手くできないところは、なぜか上から目線でやれ見たいな感じでしたが、何とか蕎麦打ちの魅力(?)を体験させられたと思います。
もっとも俺は蕎麦打ちを楽しいだなんて思ってませんが・・・(-_-;)

で、最期にぐちゃぐちゃっとした交流があったのですが、その時に別の人が担当しているお父さんが俺のところによってきました。

確かその人は自己紹介の時に農家で畑が余っているので、そばでも作ってみようかなと思ってこの講習に参加したと言っていました。

俺のそば打ちの動機と似ているな・・・と思っていたのですが、誰かから俺がそばを栽培しているのを訊いたのでしょう。

ニコニコしながら人懐っこく寄ってきて話し始めました。

その中で、ソバの栽培の事などイロイロ聞かれました。

ならばと思い、いつも千葉在来を融通してもらっている農家さんのところへ行ってみるのはどうか?と提案しました。

その農家さんは役人でしたが退官後、農地を借りてそば農家になった人です。
偶然にも俺と同じ日に入会したお父さんの家のお隣さんだったというおまけ付きです。

この体験教室の翌日に、商業施設でそば祭りに参加すると言っていたので、それを伝えて俺の名前を出して話せば話は通じやすいかも知れませんよ。
会ってみたらどうですか?
と提案しておりました。

本人は乗り気で、是非行ってみると言っていました。

「**町に沢山畑があいているから、Guuさんも一緒にやらない?」と言われましたが、我が村も沢山畑があいているので、わざわざそこまでは行けませんと冗談交じりで断って別れました。

本来なら、この話は後にそば農家さんと話す時に、「来ましたか?」と言う流れになるのですが、去年は大凶作で、その農家さんのところにソバを買いに行くこともなく忘れていました。

それから10カ月。

俺は農業委員会やら、農政センターやら、JAやらと農家になるべく農活をしておりました。

その農活の最大のハードル。農業委員会での面接の時に7人の委員の人から質問を受けるのですが、約一名意地悪な質問と言うか、いきなり「君に農業ができるとは思えない。経験と知識不足だ」と罵ってきた人がいました。
俺の事を何一つ知らず、自ら農家になった訳でもないその人は偉そうに持論を語っていました。
こんな人も居るのか、おかしいな。と思っていましたが、正直この場所でなければ論破してやりたいと思っていました。
いや、実際にはちょっとやり込めましたけどね(^^;

そんなアウェイの中、一人だけ名前を名乗りニコニコしながら、俺に有利な質問をしてきた人がいました。
その時、なぜこの人は名前を名乗ったんだろうと思っていました。

面接後、役人の人が話があるので審議が終わるまで少し待っててくれというので、待っていました。

すると審議が終わったのか、委員会の人たちが事務所の方にやってきました。

先ほど俺に有利な質問をしてくれた委員の人が、ちらっと俺の方を見てニコッとしました。

俺は、笑顔で会釈で返しました。

ん?この笑顔どこかで見覚えがある!

とこの時、そば打ち会に来た農家の人だ!と思いました。

でも、名前を覚えて無いし確認取ることもできないしな。

今年もそば打ち会に来たら聞いてみようぐらいに思っていました。

そして時は流れ、農業委員会の許可も得て、次なるハードルを越えるべく活動をしていたのすが、中二の長女が、学校の職業体験で農家に行くことになったと話していました。

家で散々やっているし、行きたくないと言っていましたが、3日間の作業を実際に行ってみると、周りの生徒とは明らかに知識の差があるので、目だったようです。

体験先の農家の人が「***さん(俺の名字)って、***村に住んでいるんでしょ?お父さん知っているよ」と話しかけて来たらしいのです。

その話を聞いて、まさかな と思っていたのですが、「今度農業者の懇親会をやるので、誘ってもイイかな?」と娘に伝言してきました。

俺は軽く行けたら行くと伝言を頼みました(^^;;

そして娘の農業体験も終わり、忘れた頃に案内状が届きました。

そこで名前を確認。
住所は、そば打ち同好会に来た人と同じ村。

もしや・・・・

農業委員のリストをネットで検索したら顔写真入りでありました。
やっぱり!

あの人だ!

これは行かねば!

こんな偶然、運命みたいなもんだ。

きっと俺はこの人と気が合う。

本当にその人かも確認したい。

という事で、本日その会合に行ってまいります



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