今朝は雨。
結構しっかり降っていて何もしなかったので、今日はJA直売所に出荷までの道のりをまとめてみようと思います。

その前に記念すべき初日の売上です。

菊芋
 10点 3,500円

キウイ
 1点 250円

合計
 11点 3,750円


だそうです。
キクイモは10点、キウイは5点の出品でしたので、キクイモは完売、キウイは1点売れて事になります。
値段は先行者の下をくぐらないように、一番高めの値付をしたので、全く売れないかも?と思っていましたが、結果は非常に良かったと思います。
ここから手数料15%引かれますが、家の前の無人直売より遥かに良い稼ぎです(^^

売れ残ったキウイは、昨日会社帰りに寄って回収してきました。

さて、本日の本題のこれまでの道のりです。

どこから触れれば良いのか。

まずは畑の猫さんへのコメントに返信した内容からかな。

もともと家庭菜園で楽しんでいるだけだったので、直売所に出すなんてことは一切考えていませんでした。

それでも毎年管理する畑が増えていくばかり、食べきれない生鮮野菜は日持ちしないので、広い面積をソバや陸稲、雑穀でまかなうという事を数年やっていました。
とはいえっても、既に管理する畑が1000坪を超え初め、どうすんだ?って感じになっていました。

そんなおり畑の猫さんのブログで、家庭菜園で作ったものを地元スーパーの産直コーナーに出している旨の記事を見ました。

へ~~~~、家庭菜園でも出せるんだ。ぐらいにこの時は思っていました。

俺の近所には道の駅は無いのですが、JAの運営する大きな産直所があります。
JAの成功例としてよくTVでも紹介されているフロンティア的な直売所です。

地元でも有名なので、近所の農家さんとかも出しているのですが、ある日畑を覗いている農家さんが、「こんなに立派なものを作っているならJA直売所に出しなよ」と言ってきました。
「え?あれって農家じゃないと出せないじゃ無いの?」
「そんなことないよ。開業する時、ここいらでやっている家庭菜園の人たちにも声かけてたもん」

そうなの?
家庭菜園の余剰分でも出せるおおらかなところなの?

という事でちょっと関心が出てきました。

しかしこの段階ではここまで。
これ以上、そこの傾向することはありませんでした。

俺の心情に変化があったのは幼なじみで親友で腐れ縁のSの死です。

人生はある日突然に簡単に終わりを迎えるという事を実感しました。

俺の死生観が変わった事件でした。

人であるなら、いずれは死ぬ。

避けては通れません。

それは明日かもしれません。

後悔する時間すらないかもしれません。

二十歳前後、俺は自分自身で良く言っていた言葉があります。
「やりたい事は全部やれ!迷ったら負けだ」
二十歳病と言うか、このセリフに酔っていた節はあります。

受験生だというのにバンドをやってみたり、壊れるほどの恋愛をしてみたり、バイクのレース、映画シナリオ、一人旅など、やりたいと思うことは何でもやろうと思ってやっていましたいました。
脱サラして、会社も興しました。


しかしいつの間にか家庭を持ち、しがらみみたいのが増えていき動く人間が動かない人間。

やりたくもなく、興味もない事を何となく継続するという生活に陥ってきました。

そんな中でのSの死は、俺に強烈な最後通告みたいのをしてきました。

いや、俺がSの死に何か意味を持たせようとしているのかもしれません。

それでも俺は、「やりたいことは全部やっていないだろ?」という自らの問いが出てきました。

俺は人生の半分をもう使っています。
人生は何故か後の方が早く流れている気がします。
やりたいことをする時間は、きっともうそんなにない。

そしてやりたくても物理的にできないものも増えてくる。
ならばちょっと頑張るか。

と思いながらも、まだちょっと頑張れば農家っぽいことができるかもしれない程度の思いでした。

とりあえず動こう。

直売所に出している農家さんに話を聞くと、登録生産者になるための窓口は直売所ではなく、管轄しているJAの支店であることがわかりました。

なので、まずは直接話を聞きに行くことにします。

自分が出せるのか判らないので、正式なアポを取ってではなく、軽く条件を訊くつもりで出向きました。
なので、当日担当者はおらず、支店長が話を聞いてくれることになったのですが、わかったことは、現在は農家しか組合員になれない。
生産者の条件は組合員であること。

農家の定義は、農業委員会より許可の下りた農地を1反以上管理していること。

とのことで、口約束で農地を借りて耕作している俺は何反やっていたとしても条件を満たせないことが判りました。

という事で、次は農業委員会から耕作の許可を得るにはどうしたら良いのか?という事を調べ始めました。
とりあえず窓口があるので相談に行くことにしました。

現状、口約束で借りている畑が1000坪ほどあること。
現在は会社経営をしているが、近いうちに専業農家になろうか検討していること。
なんかをイロイロ話しました。
すると担当してくれた方は、それなら地主さんとの契約書を持って来てほしい。
終わの住んでいる地域は1反ではなく4反以上必要で、それは1枚ではなく合計で構わない。
足りない場合は、農政課で斡旋もできるとのことでした。

と、いう事で、なるほどなんか道が見えてきたような気がしました。

4反以上の書面での契約書があれば、許可が下りるんだな。的に考えていました。この時は。

これは去年の11月ごろの話です。

その後、年末年始の忙しさで、この件は進まず。

町内会の防犯パトロールの忘年会の席で、当時の町内会長に俺の胸の内を話す。
農家を目指したいので、協力してほしい。
と軽く仕込んでおきました。

そして3月。
接木の季節です。
俺が栽培しているレインボーレッドは地域では珍しく、近所の羨望のまとになっています。
キウイを庭で栽培している人は多いのですが、高接ぎとか知りません。

会長の家にもキウイがあるのですが、以前レインボーレッドの果実をあげてそれが大変気に入ったらしいので、自分の家のキウイに接いでくれと頼まれたした。

それを接ぎに行った時にキウイの話をイロイロ聞かれるのですが、そこは得意の蘊蓄+経験談を話します。
そうこうしているうちに、忘年会で話したことは冗談ではなく、本気で、JAの直売所に出すために正式な農地が欲しいし、農家になることも考えているという話をしました。

酒の席ではなく、素面の場でその話は真面目に取り扱ってくれます。

会長は、「俺が面倒見てやるよ」と言ってくれました。

実は、この話を一番初めに誰にした方が良いのかは計算済みでした(^^;;
候補は何人も居たんです。

しかし町内会会長の任期中であることと、専業農家であること、顔が広い事、息子が同じ消防団であること、地域の将来を憂いていることで、会長に相談するのが一番だと判断したわけです。

という事で、JAや農業委員会で言われたことを話しました。

すると数日後、集落の中の畑を一緒に見て回って、気に行ったところを言いなさい。自分が地主と交渉
するからと頼もしいお誘いが来ました。

自分でもよく耕作していない畑を見てまわっていたのですが、どれが誰の土地か判りません。
テキトーにどなたか畑を貸してくださいというと、第五農園のように日陰だったりした場合断れないので危ないです(^^;;

なので、一緒に回って畑を選んでから交渉してくれるのはありがたいです。

数日後、自分の畑を使ってくれといくつが話がありました。

ああ、会長がみんなに声をかけてくれたんだなと思って、喜んで!おねがいます!と。

しかしその後、会長は、その話は知らない・・・・と・・・・。

そもそもそこは会長とは仲の悪いお宅だった(あとで判る)

しかし畑は非常に良いところだ。1.7反ある。
合算して4反になればいいので、かなり戦力になる。

これが後の第七農園になるのだが、話を持ってきたのはお父さん。
タダで良いから。と言われちゃったよ。

今俺が借りたいのは契約書を交わす有料の土地。

困ったなぁ。

そんな折、会長が裏の山で作った椎茸を持って来てくれた。
第七農園の話をすると、

「それはお父さんと話したのか?お父さんの話だと、あそこは養子だからお母さんにひっくり返されるぞ。毎回そうだから、用心しておきなさい」と。
なるほど。

まー、挨拶に行く時は酒ではなくケーキだな(^^;

で、ご挨拶に行くとお父さんはおらずお母さんが出てきた。
お父さんが、畑を貸してくれるというの挨拶に来たというと、お父さんは地境とか判らないから、自分が案内してくれると。

で、畑に行き「さて、どういう話にしましょうか?」とお母さんが切り出して来た。
これはチャンス!

「そういう事なら、きちんと書面で契約を交わして有料にしてください」と俺から申し出る。

俺は、これからやりたい事を話す。

おそらくお母さんもお父さんが勝手に約束した無料というのはひっくり返さないといけないと思っていたのだろう。
お互いの利害関係が一致した。
むしろこちらの腹の内を正直に話したことで、信頼を得られたような気がする。

と、いう事で1.7反確保。

その後、ハンサム爺ちゃんが、俺が畑を探していることを会長に聞いたらしく、それを第八農園の地主に伝えて、勝手に使っていていいよと言ってきた。

それは。。。契約書が無いじゃん。
会長が地主と話をするつもりだったのに、ハンサム時ちゃんがフライングしたので、契約書の事は言いそびれてしまった。

因みに農家は契約書を嫌がります。
理由は、契約書を武器に土地が勝手に使われるのではないか?
戻ってこないのではないか?
という疑念がわくからです。

同様にお金を取るのも嫌がる人が多いです。
農地なんていくらもしないもの。
ウチの近所の農地の相場だって1反当たり年間4000~8000円です。
それしきのお金でリスクを取りたくは無いのでしょう。

そういうのも判ります。
メリットに比べてリスクの方が大きいですからね。

むしろタダで貸した方が、いつでも返してもらえるし、草刈りはしてもらえるし得だと思っている人が多いです。
また、無料で貸して気持ちよく使ってもらいたいというのもあると思います。

なので、契約書の話や賃料の話はタイミングが重要なんです。
それを出した途端、畑を貸す行為そのものを嫌がる可能性がありますからね。


畑を貸してもらえるのはありがたいが、このパターンは農業委員会の許諾を得られない畑が増えていくのでは・・・・。

とそんな心配していたら、5反の畑の話を会長が付けてきてくれました。

これが第九農園になります。

しかし会長は俺の急激な畑の増え方を心配しています。
果たして耕作できるのか?

実際にこのままではまずいなと思ってました。
この段階で俺はトラクターを持っていません。

トラクターが無いまま、この広大な畑を管理するのは無理。
先行して借りている、第七、第八は家庭用耕運機でうなっていましたが、かなり時間がかかり効率が悪い。


これは一刻も早くトラクターを買わないとと焦っていました。

その焦りがトラブルを呼び込みました。

ヤフオクでトラクターを見つけ、調子のよい事ばかり書いてあるトラクターを試しに入札しておきました。

事前に、走行時間と排気量との相場を調べていたので、条件的には70万相場なので、40万円を切れば買いだとおもっていたものがありました。

25万円まで、俺が最高入札者だったのですが、そこから独り競り合って39万円で落札されました。
俺は自動入札で38万円までいれていたので、俺が自動入札している上限までいっぱい使って相手が競り勝ったという事になります。

まぁ、GWにも入るので、焦ってはいましたが、あきらめて次の良い出品物を探していたら、出品者から連絡が来て、最高落札者が、奥さんに叱られて降りたので、次点である俺と取引したいと言ってきました。
もともとほしいと思っていたので、それは構わないと思いましたが、相手側が居なければ本来の落札価格は25万円なので、38万の取引はおかしいと言いました。

ならばこの話は無かったことで。と言い出したので、送料を含めて38万で手打ちをしました。

今思えば、この判断は大きな間違い。
元々の最高入札者はサクラであった可能性があります。

38万をヤフオクで決済して、彼等が運搬して我が家まで持ってくることになっていましたが、トラックから下ろすのにフォークリフトが必要だが持っているか?と言ってきたので、そんなものは無いというと、車載車を手配するので、手配出来たら連絡すると言われて、1週間待ったが連絡なし。
しびれを切らせてこちらから連絡すると、すぐに持ってくると蕎麦屋の出前みたいなことを言い出した。
しかしその後、日時はコロコロ変更された。配達当日にドライバーが発熱したので、別のドライバーを手配して翌日届けると。

午前10時ごろ届けるというので、第三農園の地主さんにお願いして10時に来てもらっていた。
商品の検証をするのにトラクターの知識が無いから、不具合などオークションに記載されている内容と違いが無いことを代わりに診てもらうためだ。

しかし待てども一向に来ない。

連絡すると今出たところだという。
なぜ到着予定時間より遅く出るんだ?
そもそも2時間以上かかる場所なんだぞ。

しかしそれから3時間以上待っても来ない。

21時。ようやく黒人ドライバーが持ってくる。

人のうちに何かを持ってくる時間じゃ無いよね?

それでも怒ることはせず、初めて手に入れたトラクターに嬉しくなったものだ。

しかし翌日明るいところで見て仰天する。
タイヤ良好と書いてあったが、サイドウォールから避けている。
このまま乗ったら、確実にパンクするし、パンクした現場が悪ければ命に関わる。

それでもそれはクレームで直してもらおうと自分に言い聞かせ、第三農園の地主さんを呼んで使い方を教わるのだけど・・・・
地主さん絶句。

タイヤだけではなく、おかしいところだらけ。

まぁ、直してもらおう。
半年保証をつけると言っていたので。

が、練習している間に大変な事に気が付く。

アワーメータが動いていないのだ。

これは自動車で言う走行距離計に該当する。

つまりどのぐらい使われていたのか判らないのだ。

中古農機の価値を決める最大のパラメーターが、判らない状態になっているのだ。

これは容認できないし、直しても意味が無いというか、過去歴の部分なのでどうやっても取り返しがつかない。

つまりアワーメーターの数字を謳って買わせたのに、その数値が違うのでその商品の俺の求めたものではないという事になる。

相手側にそれを訴えて取りに来させる。

取りに来るときも、約束した時間にはこず。
これから出かけたいと言ったら、何かあったら責任はとるからカギを残して付けたままでかけてくれと。

外出先から帰ってきたら、トラクターは無くなっているので、持ち帰ったんだなと安堵していたんですが、オークションの取引をいつまでたってもキャンセルしない。

早くキャンセルするように催促するも、やり方が判らんと言う。

俺の方でヤフオクに問い合わせたら、支払いは止められないという返答。

ならば相手に金を返せというと、まだヤフオクから支払われていないと言う。

そうこうしていうるちに、俺から引き取ったトラクターがまた出品されている。

これはどうも詐欺事件になるかもしれないと思いつつも、時期的に急いでトラクターを手に入れないといけない。
お金が帰ってくるまで待つことはできないので、別に探し始めた。

ようやく25万で近くのガラクタやから購入。
モノはぼろいけど、先日のよりマシだ。

ここでトラクター問題はいったん棚上げして、次の問題に移る。

第九農園の地主さんと会長と一緒に面談し、俺の目的を話しお願いをする。
ここでは詳しく触れませんが、契約書内容でしばらくもめて1カ月以上浪費し、ようやく7月から借りることになります。

農業委員会に相談に行ってから半年以上たちましたが、ようやく要求された契約書が出来たので、再び農業委員会に行くと、担当事務の人がごっそり入れ替えで、前回話した人は誰も居ない。

俺が相談に来た履歴も無い・・・・。

仕方がないので、このといきさつをはじめから隅々まで全部はなし、まずは賃貸の契約書を持って来いと言われたので、持ってきた旨を話す。

担当の人は、ちょっと仕事が・・・・の人で、すぐに上司を呼んで再び同じ話をする。

上司の人は女性ですが、できそうな人です。

が、「それなら農政センターに行ってください」と。
耳を疑いました。
なんで?
ここじゃ無いの?

どうやら新規就農を考えていると言ったのが、農政センターが担当ということになったらしい。

ここまで半年かかった。
これ以上、ダラダラしていられないので、その足で30分以上離れた農政センターへ。

ここでも初めから同じ話をする。

「なるほど、それなら農業委員会ですね」

え????

俺、今、農業委員会から来たんだけど・・・。

営農計画を書いて農業委員会に行ってくれ。
向こうには連絡して情報を共有しておくから。と言われて、キツネにつままれたようになって撤収。

後日、電話で農業委員会の担当者にアポを取っていく。

そして担当者と話し始めると、担当者は自信がないらしく、またもや上司を呼んでくる。
結果的にはその人が一番話が通じたのだけど、ようやく俺がやるべきことを示唆してくれた。
そして俺が用意した契約書は実は要らないというか、許可が下りていないのに契約があるのはおかしいだろうという事だった・・・・。
おかしい、ここで指示されたのに・・・・。

そして翌々日まで書類を用意できれば、今回(7月)の審査に間に合うと言われるがちょっと難しいので、次の7月の審査を狙うことにする。

で、半月後、書類を持ってくると今度は上司はいない。
担当者はよほど自信が無いというか、何故居るか判らない状態で別の同僚を呼びに行く。

助っ人同僚は、書類を見て不備がある点と農地の写真を見て、草ぼうぼうだと農地ではないとみなして審査は通りませんよ。

ん?許可が下りていないので、この畑はまだ俺の管理地ではない。
ってことは人の管理地を草刈りしろということか。
地主は草刈り出来ないので、畑を誰かに任せたいのに本末転倒になっていないか?
この制度は何かがおかしい。
農地は農家以外には借りることができない。
農地が無いと農家になれない。
鶏が先か卵が先かというのをずっと繰り返している。

もちろん今回これをこじ開けて来たのだけど、本当に就農する人を増やそうとしているのか疑問の制度ばかりだ。

8月審査の締め切りまであと二日。
二日の間に草をどうにかできないか?
と同僚担当者が言ってきた。

仕方がない。
俺が地主に依頼されて草刈りをする体にしてやるしかない。


で、炎天下の中長男と二人で刈払機をもって出て行ったが、既に月見草などが草ではなく木になっている。
しかも5反という面積に加えて連日40度を超える猛暑。
10分で挫折。

これは別の手を考えないと。

手に入れたばかりのトラクターでひっかきまわしすか。
と導入するもローターに草の団子が出来て、ローターカバーをぶっ壊して終わる。

途方にくれていると第三農園の地主さんが一昨年、Hさんがここの除草をしていたよ。
あそこのトラクターならできるんじゃないの?

という情報を訊いて第九農園の地主さんに連絡して、2年前いくらでやってもらったか聞いた。
2万円という事なので、Hさんのところへ行って相談すると。
今みたいに草の背が高くなったら無理だ。と言われる
ハンマーナイフを使うしか無いね。

ハンマーナイフをこの村で持っているのは2件。
俺が農家になることに俺の家族の事を想って反対しているGさん。
それと第七農園の地主さん。

前者には相談しづらいので、後者へ。

が・・・・ちょうどぶっ壊れたところで、これから修理に出すという事。

8月も間に合わななった。

なんとかしてあと一か月以内に草刈りを終わらせないと。
が、まだまだ暑い。やはり連日40度を超える。

ネットでレンタル農機を探すと隣の市にハンマーナイフを貸し出している農機やさんがあることを知る。

WEBから問い合わせると、稲刈りの時期で忙しいので9/25以降なら貸し出せるという返事。
こっちの締めは25日だ。
最低でも草刈りに2日かかるとして、3日前に借りたい。

俺の事情を説明すると、何かあった時すぐにサポートに行けないかもしれないが、それでも良いならと借りることができました。

炎天下の中、長男と長女を連れて熱中症と闘いながら5反の耕作放棄地をキレイにする。
写真を撮り書類を完成させて、農業委員会に提出に行く。
だがアポとったはずの担当者が、その日は休暇だと・・・・。
この人たちは日本人ですか?なんて思っちゃったりもしましたよ。

受付で話した人に強くあたりもしました。
受付の人がどうしようという顔をしていたので、書類を提出するだけなので受理してほしいと頼み受理してもらう。
向こうも申し訳ないと思っているようでした。

そして数日後、例の担当者から電話で、面接日を知らされる。
そしていくつかヒアリングされたのだけど、それは既に散々話してきていることなので、何故今さらと・・・。今まで人の話きいてなかったの?

面接時にこういうことが訊かれるので、答えられるようにしてください。と言うのだけど、「こういうこと」ってどういうこと?と聞くと、明日、調べて連絡しますと・・・・。
自分から言ってきて、内容が判らんとは。。。。子供の使いか?

連絡は翌日ではなく1週間ぐらいしてから来ました。
そしてまた同じ内容をヒアリングして、質問内容を話し始めました。
とりあえずメモメモ。

家に帰り、トラの巻を作成。
面接に臨みました。

面接は裁判みたいに7人の農業委員が部屋の奥にハの字で待ち構えていて、俺は中央の証言台に立たされ、後ろはおそらく事務局の人が傍聴人のように20人ぐらいいる環境で行われました。

この日に面接があったのは俺だけだそうです。

議長が予め用意した設問を一字一句そのまま読み始めました。
俺は一つ一つ答えていきます。

そしてフリー質問を委員の人が手をあげてするんのですが、いきなり「失礼だが君に農業は無理だ」と言ってきた人がいた。
俺の何を知っているか知らないが、何故無理なんだ?
「知識も経験も足りていない」

え?
知識はともかく、経験の事を言ったら新規就農なんて誰もできないよね?
そんでもって知識はおそらくその辺の新規就農者よりあると思うよ。
俺が就農できないんだったら、誰ができるの?
声に出さないけどマジでそう思いました。

「後継者はいるの?」
「高校生の息子がいますが、農業やれなんて言えませんし、言いません。彼の人生です」



ああ。やばい、ここまで書いたら飽きてきたし、時間切れです。

いいとこだったのに残念だ。

続きはまた今度書きます




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